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のど-ぶえ [0][3] 【喉笛】🔗🔉

のど-ぶえ [0][3] 【喉笛】 のどの気管の通っている部分。また,喉仏(ノドボトケ)のことをもいう。のどび。「―に咬(カ)みつく」

のど-ぼとけ [3] 【喉仏】🔗🔉

のど-ぼとけ [3] 【喉仏】 のどの中間にある甲状軟骨が外に突き出て高くなっているところ。成年男子にはっきりみられる。のどぼね。

のど-ぼね [2] 【喉骨】🔗🔉

のど-ぼね [2] 【喉骨】 「喉仏(ノドボトケ)」に同じ。

のどま・る 【和まる】 (動ラ四)🔗🔉

のどま・る 【和まる】 (動ラ四) 人の心や世相が落ち着く。のどかになる。「心も―・らず,目もくらき心地して/源氏(蜻蛉)」

のど・む 【和む】 (動マ下二)🔗🔉

のど・む 【和む】 (動マ下二) (1)心や気持ちをゆったりさせる。のどかにする。「惑はれ侍る心をえ―・め侍らねば/源氏(葵)」 (2)動作が控えめに行われるようにする。「その七夕の裁ち縫ふ方を―・めて,長き契りにぞあえまし/源氏(帚木)」 (3)時日を延ばす。猶予する。「限りある御命にて此の世尽き給ひぬとも,ただ今すこし―・め給へ/源氏(若菜下)」

のど-もと [0] 【喉元】🔗🔉

のど-もと [0] 【喉元】 (1)のどの胸に近いあたり。のどのあたり。 (2)ものの重要な部分。「日本経済の―をおさえる」

――過ぎれば熱さを忘れる🔗🔉

――過ぎれば熱さを忘れる 苦しい事も過ぎてしまえば忘れてしまうことのたとえ。また,苦しいときに受けた恩も楽になれば忘れてしまうことのたとえ。

のどもと-じあん [5] 【喉元思案】🔗🔉

のどもと-じあん [5] 【喉元思案】 目先のことにとらわれたあさはかな思案。浅慮。

のど-やか 【長閑やか】 (形動ナリ)🔗🔉

のど-やか 【長閑やか】 (形動ナリ) (1)気候がのどかなさま。うららか。「春ごろ,―なる夕つかた,参りたなりと聞きて/更級」「春の暮つ方,―に艶なる空に/徒然 43」 (2)動作・態度がゆったりとしているさま。「その夜は,女院の御前にて,むかし今の物語など,―に聞え給ふ/増鏡(草枕)」「(琵琶ヲ)いと―にをかしく弾き給ふ/堤中納言(花桜)」 (3)気分・雰囲気などがのんびりとしているさま。「よき人の―に住みなしたるところは/徒然 10」 [派生] ――さ(名)

大辞林 ページ 151868