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――を振・る🔗🔉

――を振・る 政治運動などで,人々の先頭に立って指揮をとる。

――を巻(マ)・く🔗🔉

――を巻(マ)・く 戦いに敗れて降参する。

はた [2] 【機】🔗🔉

はた [2] 【機】 布を織る機械。特に,手足で操作するもの。また,その機械で織った布。「―を織る」

はた 【鰭】🔗🔉

はた 【鰭】 魚のひれ。「鵜川立ち取らさむ鮎のしが―は我にかき向け思ひし思はば/万葉 4191」

はた 【秦】🔗🔉

はた 【秦】 姓氏の一。漢氏(アヤウジ)と並ぶ古代の新羅系渡来氏族。養蚕をはじめ鉱山開発,灌漑・土木事業に従事した。山城国葛野(カドノ)郡を本拠に,近畿一帯に広く住し,平安京の建設にはその財力が大いに貢献したといわれる。

はた-さはちろう ―サハチラウ 【秦佐八郎】🔗🔉

はた-さはちろう ―サハチラウ 【秦佐八郎】 (1873-1938) 細菌学者。島根県生まれ。慶大教授。ドイツのコッホ研究所で免疫学を学び,1910年エールリヒと共同で梅毒の化学療法剤サルバルサンを発見。

はた-の-かわかつ ―カハカツ 【秦河勝】🔗🔉

はた-の-かわかつ ―カハカツ 【秦河勝】 推古朝の官人。聖徳太子に仕えた。603年太子の命で山城国葛野(カドノ)郡(太秦)に蜂岡寺(広隆寺)を建てたという。

はた [1] 【将】 (副)🔗🔉

はた [1] 【将】 (副) ある物事,特に並列または対立する物事をとりあげて,推理・判断する気持ちを表す。 (1)また。あるいはまた。もしくは。「雲か―山か」「渠(カレ)はうれしとも―悲しとも思はぬ様なりし/源おぢ(独歩)」 (2)もしや。ひょっとしたら。「さ雄鹿の鳴くなる山を越え行かむ日だにや君が―逢はざらむ/万葉 953」 (3)そうはいうものの。しかし。さりとて。「しばし休らふべきに,―侍らねば/源氏(帚木)」 (4)思っていたとおり。はたして。「男の御かたち・有様,―さらにもいはず/源氏(明石)」 (5)やはりそうだなあという気持ちを表す。「ほととぎすはつこゑ聞けばあぢきなくぬし定まらぬ恋せらる―/古今(夏)」 →はたや(連語)

大辞林 ページ 152222