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はら-の-かわ ―カハ [5] 【腹の皮】🔗🔉

はら-の-かわ ―カハ [5] 【腹の皮】 (1)腹の表皮。 (2)「腹の皮が捩(ヨジ)れる」の略。「行儀作法は狗(エノコロ)を屋根へ上げたやうで,さりとは―/浄瑠璃・忠臣蔵」

――が突っ張れば目の皮が弛(タル)む🔗🔉

――が突っ張れば目の皮が弛(タル)む 満腹になると眠くなる。

――が捩(ヨジ)・れる🔗🔉

――が捩(ヨジ)・れる 腹の皮が捩れるほど,おかしくてたまらず笑いころげる。腹の皮を縒(ヨ)る。

はら-の-たし [0] 【腹の足し】🔗🔉

はら-の-たし [0] 【腹の足し】 空腹を補うための食べ物。「少しは―になる」

はら-の-なか [4] 【腹の中】🔗🔉

はら-の-なか [4] 【腹の中】 「はらのうち(腹中)」に同じ。

はら-の-ふえ 【大角】🔗🔉

はら-の-ふえ 【大角】 〔同じ物を唐で簸邏廻(ハラカイ)と呼んだのでこの名があるという〕 古く戦場で小角(クダノフエ)とともに用いた角製の笛。はら。[和名抄]

はら-の-むし [0] 【腹の虫】🔗🔉

はら-の-むし [0] 【腹の虫】 (1)体内に寄生する虫。回虫など。 (2)人間の機嫌の良し悪しに関係する心中の感情を,虫にたとえた語。 (3)空腹どきの腹鳴りを,腹中の虫の声であるとしていう語。

――がおさまらない🔗🔉

――がおさまらない 癪(シヤク)にさわって怒りがおさえきれない。腹の虫が承知しない。

――の居所が悪・い🔗🔉

――の居所が悪・い 機嫌が悪い。虫の居所が悪い。

はら-ばい ―バヒ [0] 【腹這い】🔗🔉

はら-ばい ―バヒ [0] 【腹這い】 はらばうこと。腹を下にして寝そべること。「ベッドに―になる」「―で進む」

はら-ば・う ―バフ [3] 【腹這う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

はら-ば・う ―バフ [3] 【腹這う】 (動ワ五[ハ四]) (1)腹を下にして寝そべる。「―・って本を読む」 (2)腹を地につけて手足でまたは身をくねらせて進む。「赤駒の―・ふ田居を/万葉 4260」「蛇の―・ひ蟹の横に行く/歌舞伎・浮世物語」

ばら-はた [0][2] 【薔薇羽太】🔗🔉

ばら-はた [0][2] 【薔薇羽太】 スズキ目ハタ科の海魚。体長60センチメートル程度。背びれのとげは九本。尾びれは三日月形に深く湾入し,後縁は黄色。南日本からインド・太平洋域のサンゴ礁の外縁に生息。

大辞林 ページ 152496