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はら-はら [1] (副)スル🔗⭐🔉
はら-はら [1] (副)スル
(「と」を伴っても用いる)
(1)ことの成り行きを心配して気をもむさま。「―しながらサーカスを見る」
(2)木の葉・花びら・雨・涙のような軽いものが,少しずつ続いて静かに落ちるさま。「―と花が散る」「涙が―(と)落ちる」
(3)髪の毛が乱れ落ちかかるさま。「後れ毛が―と乱れかかる」
(4)人などがいっせいに動くさま。「さあお帰りだ,と云ふとともに,―座敷を出た/婦系図(鏡花)」
(5)物のふれあう音を表す語。はたはた。「衣の音なひ―として/源氏(帚木)」
(6)物の焼けてはぜる音を表す語。ぱちぱち。「たかるる豆がらの―となる音/徒然 96」
(7)物がくだけるさまや,その音を表す語。「八つの胡桃(クルミ)一度に―と砕けにけり/今昔 23」
ばら-ばら🔗⭐🔉
ばら-ばら
■一■ [1] (副)
(「と」を伴っても用いる)
(1)比較的大きな粒状の物が続けざまに落ちるさま。また,その時に出る音を表す語。「夕立が―(と)降り出す」「米粒が―(と)こぼれる」「敵弾が―(と)飛んで来る」
(2)人などがいっせいに,あるいは,次々とまとまりなく動くさま。「数人の男が―(と)飛び出して来た」
■二■ [0] (形動)
まとまりがなく別々になっているさま。「兄弟が―に生活する」「みんなの気持ちが―だ」「てんでん―」
ばらばら-がみ [4] 【ばらばら髪】🔗⭐🔉
ばらばら-がみ [4] 【ばらばら髪】
振り乱れた髪。ざんばら髪。
ぱら-ぱら🔗⭐🔉
ぱら-ぱら
■一■ [1] (副)
(「と」を伴っても用いる)
(1)比較的小さな粒状の物が,少量ではあるが連続的に落ちかかるさま。また,その時に出る音を表す語。「雨は朝のうち―と降っただけだ」「塩を―(と)ふりかける」
(2)本を手早くあちこち開いてみるさま。また,その音を表す語。「雑誌を―(と)めくる」
(3)物事の量が少なく,ところどころしかないさま。まばらなさま。「一面の黄色い花の中に赤い花が―と咲いている」
■二■ [0] (形動)
(1)まばらであるさま。「聴衆は―だった」
(2)髪の毛が乱れ落ちかかるさま。「―に鬢が乱れて,面影も痩せたやうに/婦系図(鏡花)」
大辞林 ページ 152497。