はん-りゅう ―リウ [0] 【反流】 ある海域において，主たる海流と反対方向に流れる海流。

はん-りゅう ―リウ [0] 【伴流】 〔「ばんりゅう」とも〕 前進する船の船体表面，特に船尾に生ずる進行方向への水の流れ。

はん-りゅうし ―リフシ [3] 【反粒子】 ある素粒子に対して，質量・スピン・寿命は同じで，電荷などの電磁的性質の符号だけが逆である粒子。光子や中性のパイ中間子のように自身に等しい場合を含めて，すべての素粒子は反粒子をもつ。電子に対する陽電子，陽子に対する反陽子など。

はん-りょ [1] 【伴侶】 ともなう者。連れ。仲間。「終生の―（＝配偶者）」

はん-りょ [1] 【煩慮】 あれこれと心配すること。思いわずらうこと。また，そのような思い。

ばん-りょ [1] 【万慮】 さまざまの思慮。多くの考え。「―の一失」

はん-りょう ―リヤウ [1] 【半両】 （１）一両の半分。 （２）中国，秦代の銅銭の一。円形で中央に方形の穴があり，表に「半両」と刻したもの。漢代にも鋳造された。半両銭。

はん-りょう ―リヤウ [3] 【半量】 半分の量。

はん-りょう ―レウ [3] 【飯料】 食事代。めしだい。食費。

はん-りょう ―リヤウ [0] 【藩領】 藩の領地。

はん-りょう [0] 【蟠竜】 地上にとぐろを巻いていて，まだ天にのぼらない竜。

はん-りょう [0] 【攀竜】 「攀竜附鳳」に同じ。「附鳳の勢ひをむさぼつて，―の望みを期する族(ヤカラ)は/太平記 30」

はんりょう-ふほう [0] 【攀竜附鳳】 〔「漢書（序伝）」による。竜にすがりつき鳳凰につき従う意〕 臣下が英明な君主につき従って功績を立てることのたとえ。