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ひき-こ・む [3] 【引(き)込む】🔗🔉

ひき-こ・む [3] 【引(き)込む】 ■一■ (動マ五[四]) (1)ひっぱって中に入れる。ひっぱりこむ。「山車(ダシ)を境内に―・む」 (2)人の心・魂を引き寄せる。「聴衆は彼の名演奏に―・まれた」 (3)川の流れや線状のものを分岐させて自分の方まで延長する。「川の水を庭内に―・んで池を作る」「専用の線路を構内まで―・んである」 (4)人を誘って仲間にする。誘いこむ。ひっぱりこむ。「自派の陣営に―・もうと画策する」 (5)「かぜをひきこむ」の形で,かぜにかかる。 (6)家の中に引きこもる。ひっこむ。 (7)へこむ。ひっこむ。「壁の―・んだところ」 (8)目立たない場所に退く。奥へ入る。ひっこむ。「男も眠(ネブ)りければ亭主―・みぬ/仮名草子・東海道名所記」 (9)目立たないように隠れ住む。隠棲する。「討死なんどして妻子共に別れんより―・まん/甲陽軍鑑(品一四)」 [可能] ひきこめる ■二■ (動マ下二) ⇒ひきこめる

ひき-ごめ [2] 【碾き米】🔗🔉

ひき-ごめ [2] 【碾き米】 臼(ウス)で米をひくこと。また,その米。

ひき-こ・める [4] 【引(き)込める】 (動マ下一)[文]マ下二 ひきこ・む🔗🔉

ひき-こ・める [4] 【引(き)込める】 (動マ下一)[文]マ下二 ひきこ・む (1)「ひっこめる」に同じ。 (2)とりこにする。束縛する。「あまり情に―・められて/源氏(帚木)」

ひき-こもごも [1][2][1]-[2] 【悲喜交交】🔗🔉

ひき-こもごも [1][2][1]-[2] 【悲喜交交】 悲しみと喜びをともに味わうこと。「―至る」

ひき-こも・る [4] 【引き籠る】 (動ラ五[四])🔗🔉

ひき-こも・る [4] 【引き籠る】 (動ラ五[四]) (1)外に出ないで家のなかなどに閉じこもる。「家にじっと―・る」 (2)退いて静かに暮らす。隠退する。「故郷の村に―・る」

ひき-ころ・す [4] 【轢き殺す】 (動サ五[四])🔗🔉

ひき-ころ・す [4] 【轢き殺す】 (動サ五[四]) 車輪などでひいて殺す。「猫が車に―・された」

ひき-ざい [2] 【誹毀罪】🔗🔉

ひき-ざい [2] 【誹毀罪】 旧刑法上の罪名の一。現在の名誉毀損罪に相当。

ひき-ざかな 【引き肴】🔗🔉

ひき-ざかな 【引き肴】 供応の席で,膳(ゼン)にそえて引き出物として出す料理。

ひき-さが・る [4] 【引き下(が)る】 (動ラ五[四])🔗🔉

ひき-さが・る [4] 【引き下(が)る】 (動ラ五[四]) (1)その場から離れる。退く。「次の間へ―・る」 (2)負けたり,やりこめられたりして,しりぞく。「すごすご―・る」「恐れ入って―・る」 (3)遅れる。後ろにつく。「すこし―・つて,兵五六十騎が程河原へうちいでたり/平家 11」 [可能] ひきさがれる

大辞林 ページ 152765