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ひつぜん-せい [0] 【必然性】🔗🔉

ひつぜん-せい [0] 【必然性】 (1)そうなる以外にありえないこと。 (2)〔哲〕 〔英 necessity; (ドイツ) Notwendigkeit〕 法則・規範などに不可避的に制約されていること。(ア)(自然的必然性)自然現象が合法則的なこと。(イ)(道徳的必然性)道徳律によってある当為が要求されていること。(ウ)(論理的必然性)主述が必ずそう関係し,判断の確実の程度(様相)が最も強いこと。また,公理から演繹(エンエキ)的であること。

ひつぜん-てき [0] 【必然的】 (形動)🔗🔉

ひつぜん-てき [0] 【必然的】 (形動) 必ずそうなるさま。当然そうなるさま。 ⇔蓋然(ガイゼン)的 「断れば―に両者の関係は悪化する」

ひつぜん-てき-はんだん [7] 【必然的判断】🔗🔉

ひつぜん-てき-はんだん [7] 【必然的判断】 〔論〕 様相,すなわち判断の確実の程度から分けられた判断の区分の一。主概念と賓概念との関係が必然的であることを示す。「 S は必ず P である」など。 →実然的判断 →蓋然(ガイゼン)的判断

ひつぜん-めいだい [5] 【必然命題】🔗🔉

ひつぜん-めいだい [5] 【必然命題】 〔論〕 様相命題の一。ある事実が生起しないことが不可能であることを述べる命題。「 S は必然的に P である」ないし「 S が P であることは必然的である」という形をとる。 →可能命題 →偶然命題

ひつぜん-ろん [3] 【必然論】🔗🔉

ひつぜん-ろん [3] 【必然論】 ⇒決定論(ケツテイロン)

ひっそ (副)🔗🔉

ひっそ (副) 「ひっそり」に同じ。「―として,三味の音色などは絶えて聞えず/当世書生気質(逍遥)」

大辞林 ページ 152913