ひつ-び [1] 【必備】 （名）スル 必ず備えなければならないこと。備える必要のあること。「―の辞書」「―すべき物」

ピッピ Pippi スウェーデンの児童文学者 A ＝リンドグレーン作「長くつ下のピッピ」（1945年刊）のヒロイン。世界一強くて快活な少女。

ヒッピー [1] hippie 自然への回帰を主張し，伝統・制度など既成の価値観にしばられた社会生活を否定する青年集団。1960年代後半，アメリカの若者の間に生まれ，世界中に流行した。

ひっ-ぷ [1] 【匹夫】 身分の低い男。また，道理をわきまえない卑しい男。「下賤の―のなりあがり/小説神髄（逍遥）」

――の勇(ユウ) 〔孟子（梁恵王下）〕 思慮浅く，ただ血気にはやってがむしゃらに行動したがるだけの勇気。小人(シヨウジン)の勇。

――も志(ココロザシ)を奪(ウバ)うべからず 〔論語（子罕）〕 たとえ身分の低い男でも，意志が堅固ならば，何人もそれを動かすことはできない。

ひっぷ-げろう ―ラウ [1]-[2] 【匹夫下郎】 匹夫と下郎。卑賤(ヒセン)な者。「―に押しくだし/浄瑠璃・日本武尊」

ひっぷ-ひっぷ [1]-[1][4] 【匹夫匹婦】 身分の低い男と女。卑賤な者たち。「―も志を奪はずといへり/浄瑠璃・平家女護島」

ひっ-ぷ [1] 【匹婦】 身分の低い女。また，道理をわきまえない卑しい女。「欲にのみふける―の情/人情本・梅児誉美（後）」