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ひほんたまくしげ 【秘本玉くしげ】🔗🔉

ひほんたまくしげ 【秘本玉くしげ】 国学書。二巻。本居宣長著。1787年成立。社会の弊害を古道の精神によって是正すべきことを説く。玉くしげ別本。

ひま [0] 【暇・閑】🔗🔉

ひま [0] 【暇・閑】 ■一■ (名) (1)仕事や義務に拘束されない時間。自由な時間。「―をもてあます」「―を見つける」 (2)休み。休暇。 (3)夫婦・主従などの関係を絶つこと。いとま。「―を出す」「―をもらう」 (4)何かをするのに必要な時間。「本を読む―もない」「手間―かけて作る」「―を盗む」 (5)動作や状態の絶え間。時間的な切れ目。「御涙の―なく流れおはしますを/源氏(桐壺)」 ■二■ (形動)[文]ナリ 仕事や義務に拘束されず,自由にできる時間があるさま。するべきことがないさま。「仕事がなくなって―になる」「お―な時には是非お寄り下さい」「―で―で時間をもてあます」

――がい・る🔗🔉

――がい・る 時間がかかる。ひまどる。

――に飽か・す🔗🔉

――に飽か・す 暇があるのにまかせて,時間をかけて物事を行う。「―・して世間話に興ずる」

――を割(サ)・く🔗🔉

――を割(サ)・く そのことのために時間をあける。

――を出・す🔗🔉

――を出・す 「ひまを遣(ヤ)る{(2)}」に同じ。

――を潰(ツブ)・す🔗🔉

――を潰(ツブ)・す 何かをしてあいている時間を費やす。「映画を見て―・す」

――を取・る🔗🔉

――を取・る (1)奉公人・妻妾などが,自分から申し出て主従・夫婦の関係を絶つ。ひまをもらう。 (2)休暇をとる。ひまをもらう。「―・って帰郷する」

――を盗・む🔗🔉

――を盗・む 忙しいときに,他のことをする時間を無理をして作り出す。「―・んでは本を読む」

――を貰(モラ)・う🔗🔉

――を貰(モラ)・う 「ひまを取る」に同じ。

――を遣(ヤ)・る🔗🔉

――を遣(ヤ)・る (1)奉公人を解雇する。また,妻を離縁する。ひまをだす。 (2)休暇を与える。

ひま [0] 【隙】🔗🔉

ひま [0] 【隙】 〔「ひま(暇)」と同源〕 (1)物と物との間。すきま。「よくもとざさぬ窓の―より,いと楽しげに酒のむ人の姿見え/浴泉記(喜美子)」「谷風に解くる氷の―ごとに打ち出づる波や春の初花/古今(春上)」 (2)人間関係にできたすきま。不和。「―ある御中にて/源氏(澪標)」

大辞林 ページ 153037