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ふしょう-ふめつ ―シヤウ― [0] 【不生不滅】🔗🔉

ふしょう-ふめつ ―シヤウ― [0] 【不生不滅】 〔仏〕 生じもせず滅びもせず常住不変であること。真如の世界のあり方。また,この世を真如の現れとみなす立場から,この世の真の姿のあり方。 ⇔生滅

ふ-しょう ―セウ [0] 【不肖】🔗🔉

ふ-しょう ―セウ [0] 【不肖】 ■一■ (名・形動)[文]ナリ 〔「肖」は似る意〕 (1)親や師匠に似ないで,愚かな・こと(さま)。「―の子」「―の弟子」 (2)愚かなこと。才能のないこと。また,そのさま。「―ながら」「身―といえど」「貴女は此の―なる俊三を良人と呼んで下ださる/良人の自白(尚江)」 ■二■ (代) 一人称。自分のことをへりくだっていう語。わたくし。「―未熟ながら力一杯やる覚悟です」

ふ-しょう [0] 【不承】 (名)スル🔗🔉

ふ-しょう [0] 【不承】 (名)スル (1)〔「不承知」の略〕 承知しないこと。不承知。「それじゃあお前は―か」 (2)(「不請」とも書く)いやいやながら承知すること。「なかやどのまへもあるから―してもつては来たが/安愚楽鍋(魯文)」 →不請

ふしょう-ぶしょう [4] 【不承不承】 (副)🔗🔉

ふしょう-ぶしょう [4] 【不承不承】 (副) 〔「不承」を重ね,意味を強めた語〕 いやいやながらするさま。しぶしぶ。「―引き受ける」「―の態」 〔「不請不請」とも書く〕

ふ-しょう ―シヤウ [0] 【不祥】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

ふ-しょう ―シヤウ [0] 【不祥】 (名・形動)[文]ナリ (1)めでたくないこと。縁起が悪いこと。また,そのさま。不吉。「―な出来事」 (2)運の悪いこと。不運。不幸。「兼好が―,公義が高運/太平記 21」

ふしょう-じ ―シヤウ― [2] 【不祥事】🔗🔉

ふしょう-じ ―シヤウ― [2] 【不祥事】 好ましくない事件。いまわしい事柄。「学校始まって以来の―だ」

ふ-しょう ―シヤウ [0] 【不詳】🔗🔉

ふ-しょう ―シヤウ [0] 【不詳】 くわしくわからないこと。はっきりしないこと。「氏名―の男」「身元―」

ふ-しょう ―シヤウ [0] 【不請】🔗🔉

ふ-しょう ―シヤウ [0] 【不請】 (1)〔仏〕 請い求めなくても慈悲の手をさしのべること。菩薩の慈悲救済をいう語。「―の阿弥陀仏,両三遍申してやみぬ/方丈記」 (2)心から望んではいないこと。「町衆は―の袴肩衣を着て/浮世草子・一代女 3」 (3)不満足であるが,我慢すること。辛抱すること。「何卒私の心をも察して―してお呉なはい/人情本・梅美婦禰 5」 (4)不承知。迷惑。「こなさん―ぢやあ有ふが/歌舞伎・お染久松色読販」 〔(3)(4)は「不承」「不詳」「不肖」とも書かれる〕

大辞林 ページ 153483