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ふすぶ・る [3] 【燻る】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
ふすぶ・る [3] 【燻る】 (動ラ五[四])
(1)くすぶる。「焼け残った柱がまだ―・っている」
(2)すすけて黒ずむ。「家の内は煤にて真つ黒に―・う/花間鶯(鉄腸)」
(3)志を得ないでいる。「田舎に―・っている」
ふすべ 【燻】🔗⭐🔉
ふすべ 【燻】
ふすべること。
ふすべ-うめ [3] 【燻べ梅】🔗⭐🔉
ふすべ-うめ [3] 【燻べ梅】
「烏梅(ウバイ)」に同じ。
ふすべ-がお ―ガホ 【燻顔】🔗⭐🔉
ふすべ-がお ―ガホ 【燻顔】
嫉妬するような顔つき。「―にてものし給ひけるかな/源氏(真木柱)」
ふすべ-がき [3] 【燻柿】🔗⭐🔉
ふすべ-がき [3] 【燻柿】
渋柿の皮をむいてかまどの上などにつるし,黒くふすべて甘くしたもの。あまぼし。くすべがき。烏柿。
ふすべ-がわ ―ガハ [0] 【燻革】🔗⭐🔉
ふすべ-がわ ―ガハ [0] 【燻革】
松葉などの煙でいぶして着色した革。
ふすべ-ぎん [0] 【燻銀】🔗⭐🔉
ふすべ-ぎん [0] 【燻銀】
硫黄の煙でいぶした銀。いぶし銀。
ふすべ 【贅】🔗⭐🔉
ふすべ 【贅】
(1)瘤(コブ)・いぼの古名。[和名抄]
(2)黒子(ホクロ)。また,あざ。
ふす・べる [3] 【燻べる】 (動バ下一)[文]バ下二 ふす・ぶ🔗⭐🔉
ふす・べる [3] 【燻べる】 (動バ下一)[文]バ下二 ふす・ぶ
□一□(他動詞)
(1)燃え上がらないで煙が多く出るようにする。「松葉を―・べる」
(2)煙をあてて黒ずんだ色にする。いぶす。「革を―・べる」
(3)動物などに煙を当てて嫌がらせる。「蚊やりを―・べる」「主の鼻を―・べる時,主嫌がる/狂言・狐塚」
□二□(自動詞)
(1)くすぶる。いぶる。「夏なれば宿に―・ぶる蚊やり火の/古今(恋一)」
(2)嫉妬する。すねる。「思ふ人二人もちて,こなたかなた―・べらるる男/枕草子 157」
ふすぼ・る 【燻る】 (動ラ四)🔗⭐🔉
ふすぼ・る 【燻る】 (動ラ四)
(1)燃えないで煙がたつ。くすぶる。「明王の御頂より,猛火―・りいで,五体をつつめたまふ/曾我 7」
(2)(煙などのために)すすける。すすけて黒ずむ。「以ての外に―・りたる持仏堂にたてごもり/平家 3」
(3)やつれる。生気を失ったようになる。「アノ人ノ顔ガ―・ッタ/日葡」
大辞林 ページ 153511。