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ふり-そぼ・つ [4] 【降り濡つ】 (動タ五[四])🔗🔉

ふり-そぼ・つ [4] 【降り濡つ】 (動タ五[四]) 〔古くは「ふりそほつ」〕 雨などが降ってびっしょりぬれる。「春雨に―・つ柳」「雨も涙も―・ちつつ/古今(恋三)」

ふり-だし [0] 【振(り)出し・振出】🔗🔉

ふり-だし [0] 【振(り)出し・振出】 (1)振って出すこと。また,振って小さな穴から中身を出すようにした容器。 (2)双六(スゴロク)の出発点。転じて,物事の初め。「交渉が―に戻る」 (3)一連の遍歴の最初。始まり。「牛乳配達を―に転々と職を変えた」 (4)手形・小切手などを発行すること。 (5)「振り出し薬」の略。 (6)口細の小形の容器。茶の湯では,小粒の菓子や香煎(コウセン)を入れる。陶磁器が多い。

――に戻・す🔗🔉

――に戻・す 最初の状態にもどす。「話を―・す」

ふりだし-ぐすり [5] 【振(り)出し薬】🔗🔉

ふりだし-ぐすり [5] 【振(り)出し薬】 生薬を入れた布袋を湯の中で振り動かし,成分をとかし出して飲むもの。煎剤(センザイ)。湯剤。ふりだし。

ふりだし-にん [0] 【振出人】🔗🔉

ふりだし-にん [0] 【振出人】 手形・小切手を発行する者。

ふり-だ・す [3][0] 【振(り)出す】 (動サ五[四])🔗🔉

ふり-だ・す [3][0] 【振(り)出す】 (動サ五[四]) (1)容器を振って中にある物を出す。「おみくじを―・す」 (2)振りはじめる。「鈴を―・す」 (3)為替・手形・小切手を発行する。「手形を―・す」 (4)水の中で振って成分などを出す。また,水の中で振って汚れを落とす。「あんまりよごれてゐるから,ざつと―・してもらつて/歌舞伎・四谷怪談」 [可能] ふりだせる

ふり-だ・す [0][3] 【降り出す】 (動サ五[四])🔗🔉

ふり-だ・す [0][3] 【降り出す】 (動サ五[四]) 雨や雪が降り始める。

ふり-た・てる [4] 【振(り)立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 ふりた・つ🔗🔉

ふり-た・てる [4] 【振(り)立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 ふりた・つ (1)盛んに振る。「白髪頭を―・ててやって来る」 (2)声を張り上げる。「綱曳(ツナヒキ)は血声を―・て/義血侠血(鏡花)」

大辞林 ページ 153741