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ふん [1] 【分】🔗🔉

ふん [1] 【分】 (1)時間の単位。一秒の六〇倍。一時間の六〇分の一。記号 min →秒 (2)角度の単位。一度の六〇分の一。数字の右肩に「′」を付けて示す。 (3)尺貫法の目方の単位。一匁(モンメ)の一〇分の一。主に薬方で用いられた。ぶ。

ふん [1] 【吻】🔗🔉

ふん [1] 【吻】 動物の口の付近から先へ突き出していたり伸縮できたりする部分の総称。構造や機能はさまざまで,吸口器をもつ昆虫類(チョウなど)の口器,哺乳類(ゾウなど)の鼻の延長部分などがある。

ふん [1] 【糞】🔗🔉

ふん [1] 【糞】 動物が肛門から出す食物の滓(カス)。人間の場合は大便という。くそ。

フン Hun🔗🔉

フン Hun アジア内陸地帯の遊牧騎馬民族。四世紀に西進し,西ゴート族を圧迫して民族大移動の発端をつくる。五世紀前半のアッティラ王の全盛期には,カスピ海からライン川にまたがる大帝国を築いた。匈奴と同一かは不明。フン族。

ふん [1] 【芬】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

ふん [1] 【芬】 (ト|タル)[文]形動タリ よいかおりのするさま。匂いただようさま。「雷様(カミナリサマ)の時の用心の線香を―とさせ/婦系図(鏡花)」

ふん [1] 【紛】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

ふん [1] 【紛】 (ト|タル)[文]形動タリ 入り乱れたさま。「振袖に,―たる模様の尽きて/草枕(漱石)」

ふん [0][1] (感)🔗🔉

ふん [0][1] (感) (1)同輩以下の人に対して,軽く了解・承諾の意を表す語。うん。「―,―,なるほど」 (2)不満・軽視などの気持ちを表す語。へん。「―,たったこれっぽっちか」「―,と鼻先であしらう」

ふん (接頭)🔗🔉

ふん (接頭) 〔動詞「踏む」の連用形「踏み」の転〕 動詞に付いて,荒々しくその動作をする意を表す。「―づかまえる」「―じばる」「―だくる」

ぶん [1] 【分】🔗🔉

ぶん [1] 【分】 ■一■ (名) (1)分け与えられたもの。わけまえ。わりあて。「この菓子は弟の―に残しておく」 (2)人が置かれた立場や身分。また,人が備えている能力の程度。分際。「―をわきまえる」「―に応じた仕事を選ぶ」「―に過ぎたお褒めを戴く」 (3)本分。つとめ。「学生の―を尽くす」 (4)物事の様子・状態。また,程度。くらい。「この―なら大丈夫だ」「軽い仕事をする―には差し支えない」 (5)当然そうであること。「―の敵を討て,非分のものを討たず/読本・弓張月(後)」 (6)名詞の下に付いて用いる。(ア)一定の関係にあることを表す。「兄弟―」「兄貴―」(イ)それに相当するもの,またはそれに当てられるものの意を表す。「五人―の料理」「来年度―の予算」 ■二■ (名・形動) 一般と異なっていること。一般とちがってすぐれていること。また,そのさま。格別。特別。「勘当が赦されたいと思召す男の心は―な物じや/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」

大辞林 ページ 153833