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へいけ-ぼし [3] 【平家星】🔗🔉

へいけ-ぼし [3] 【平家星】 オリオン座 α 星のベテルギウスの和名。同じオリオン座 β 星のリゲルが青白色なのに対して,赤色のこの星を平家の赤旗にたとえて名づけられた。〇・四等星。 →源氏星

へいけ-ぼたる [4] 【平家蛍】🔗🔉

へいけ-ぼたる [4] 【平家蛍】 ホタルの一種。体長約8ミリメートル。ゲンジボタルより小形。ほぼ全身黒色だが,前胸部の背面は赤色で,黒色の縦帯がある。腹端は黄白色で発光する。幼虫は淡水にすみ,成虫は六月頃現れる。日本と東アジアに分布。[季]夏。

へいけ-もっかんりょう ―モツクワンリヤウ [6] 【平家没官領】🔗🔉

へいけ-もっかんりょう ―モツクワンリヤウ [6] 【平家没官領】 1183年,平家都落ちを契機として朝廷に没収された平家一門の所領。西国諸国にある国衙(コクガ)領・荘園が主なもの。翌年春までに大部分の支配権が源頼朝に与えられ,鎌倉幕府の関東御領を形成するに至った。

へい-けい [0] 【閉経】🔗🔉

へい-けい [0] 【閉経】 女性が更年期になって月経が停止すること。経閉。

へいけい-き [3] 【閉経期】🔗🔉

へいけい-き [3] 【閉経期】 女性が更年期になって月経が停止する年齢期。経閉期。

へい-げい [0] 【🔗🔉

へい-げい [0] 【】 城壁の上の(矢狭間(ヤザマ)を設けた)低い垣。ひめがき。

へい-げい [0] 【睥睨】 (名)スル🔗🔉

へい-げい [0] 【睥睨】 (名)スル (1)にらみつけて威圧すること。「あたりを―する」 (2)横目で,じろりと見ること。また,にらみつけること。「微笑する者あり,―する者あり/思出の記(蘆花)」

へい-げき [0] 【兵戟】🔗🔉

へい-げき [0] 【兵戟】 (1)刀とほこ。兵戈(ヘイカ)。 (2)戦い。戦争。

へい-げつ [0] 【平月】🔗🔉

へい-げつ [0] 【平月】 (特別のことのない)ふだんの月。

へいけにょごのしま 【平家女護島】🔗🔉

へいけにょごのしま 【平家女護島】 人形浄瑠璃,時代物。近松門左衛門作。1719年初演。平清盛悶死を軸として,鬼界ヶ島に流された俊寛の悲劇,源氏再興を図る常盤(トキワ)御前の努力などを描く。

へいけものがたり 【平家物語】🔗🔉

へいけものがたり 【平家物語】 軍記物。作者は信濃前司行長はじめ諸説あるが未詳。平清盛を中心とする平氏一門の興亡に即して歴史の激動をとらえている。琵琶法師たちの語り(平曲)によって多くの人に享受され,和漢混交文の詞章も洗練されていった。諸本により書名・巻数・文体・内容も多様だが,一四世紀半ばに校訂された覚一本(一二巻),それを基として江戸時代に出版された流布本(灌頂巻とも一三巻)が,今日では広く読まれている。また,「源平盛衰記」(四八巻)はもっとも膨張した異本といえる。謡曲・浄瑠璃をはじめ後世の文芸に大きな影響を与えた。治承物語。平語。

大辞林 ページ 153918