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ほうじょう-そううん ホウデウサウウン 【北条早雲】🔗🔉

ほうじょう-そううん ホウデウサウウン 【北条早雲】 (1432-1519) 室町後期の武将。後北条氏の祖。初め伊勢新九郎長氏と称し,出家して早雲庵宗瑞と号す。駿河の今川氏を頼って次第に頭角を現した。のち堀越公方(足利茶々丸)を倒して伊豆韮山(ニラヤマ)に進出,小田原を本拠として南関東制覇の基礎を築いた。家訓に「早雲寺殿廿一箇条」がある。

ほうじょう-たかとき ホウデウ― 【北条高時】🔗🔉

ほうじょう-たかとき ホウデウ― 【北条高時】 (1303-1333) 鎌倉幕府第一四代執権。貞時の子。法名,崇鑑。一四歳で執権となったが,内管領長崎高資らに実権を握られ遊宴にふけったため幕政は混乱。元弘の乱で後醍醐天皇を隠岐に配流し光厳天皇を擁立したが,新田義貞に鎌倉を攻められ東勝寺で自刃した。

ほうじょう-たみお ホウデウタミヲ 【北条民雄】🔗🔉

ほうじょう-たみお ホウデウタミヲ 【北条民雄】 (1914-1937) 小説家。ソウル生まれ。川端康成に師事。ハンセン病患者という自己の極限状況を凝視し,柔軟な感性でとらえた作品で知られる。作「いのちの初夜」など。

ほうじょう-だんすい ホウデウ― 【北条団水】🔗🔉

ほうじょう-だんすい ホウデウ― 【北条団水】 (1663-1711) 江戸前・中期の俳人・浮世草子作者。名,義延。別号,白眼居士・滑稽堂など。西鶴庵二代目となり西鶴の遺稿を刊行。自ら浮世草子を著す一方で,俳諧・雑俳の点者としても活躍した。編著「団袋」「日本新永代蔵」など。

ほうじょう-ときふさ ホウデウ― 【北条時房】🔗🔉

ほうじょう-ときふさ ホウデウ― 【北条時房】 (1175-1240) 鎌倉前期の武将。時政の子,義時の弟。承久の乱に甥の北条泰時とともに幕府軍を率いて上洛。泰時が執権になると連署としてこれを補佐した。

ほうじょう-ときまさ ホウデウ― 【北条時政】🔗🔉

ほうじょう-ときまさ ホウデウ― 【北条時政】 (1138-1215) 鎌倉幕府初代執権。伊豆の人。源頼朝の妻政子の父。通称,四郎。鎌倉幕府創業の功臣。頼朝の死後,二代将軍頼家を謀殺,実朝を擁立して北条氏の幕政の実権掌握への道を開いた。後妻牧の方の陰謀に与し,政子・義時らに阻まれ失敗,伊豆に退隠。

大辞林 ページ 154218