ぼうちゅう-ざい バウ― [3][0] 【防虫剤】 衣類への害虫を防ぐために用いる薬剤。ナフタリン・樟脳など。また蚊などが近づかないように皮膚に塗布する薬剤。フタル酸エステル・安息香酸ベンジルなど。むしよけ。

ぼう-ちゅう バウ― [1][0] 【房中】 （１）部屋の中。室内。房内。 （２）閨房の中。閨中。

ぼう-ちゅう [0] 【眸中】 ひとみのなか。「物の色さへ定かには―に写らぬ/倫敦塔（漱石）」

ぼう-ちゅう バウ― [0] 【傍注・旁註】 本文のわきにつけた注。

ほうちゅう-しょう ハウチユウシヤウ [0] 【包虫症】 ⇒エキノコッカス症(シヨウ)

ほう-ちょう ハウチヤウ [0] 【包丁・庖丁】 （１）料理に使う刃物。庖丁刀。「刺身―」「―を入れる」「―さばき」 （２）料理人。料理役。 （３）料理すること。料理。「折ふし御坊は，見事なる鯉を―して御座ある/咄本・昨日は今日」 （４）料理のうでまえ。包丁さばき。「皆人，別当入道の―を見ばやと思へども/徒然 231」 包丁（１） [図]

ほうちょう-がたな ハウチヤウ― [5] 【庖丁刀】 「庖丁{（１）}」に同じ。

ほうちょう-し ハウチヤウ― [3] 【庖丁師】 「庖丁人」に同じ。

ほうちょう-じゃ ハウチヤウ― 【庖丁者】 「庖丁人」に同じ。「さうなき―なり/徒然 231」

ほうちょう-どう ハウチヤウダウ [3] 【庖丁道】 料理に関する諸作法。四条流・大草流などの流儀がある。

ほうちょう-にん ハウチヤウ― [0] 【庖丁人】 料理を巧みに作る人。庖丁師。料理人。

ほう-ちょう ハウテウ [0] 【放鳥】 （名）スル （１）繁殖を目的として，鳥の雛を人工的に育ててから放すこと。 （２）繁殖・分布・生態などの調査のため，捕らえた野鳥に目印をつけて放すこと。 （３）放生会(ホウジヨウエ)や葬儀のとき，功徳のために捕らえておいた鳥を放してやること。はなちどり。