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まがい-おり マガヒ― [0] 【紛い織(り)】🔗🔉

まがい-おり マガヒ― [0] 【紛い織(り)】 本物に似せた織物。特に,京都西陣で唐(カラ)織りに似せて織った帯地。

まがい-もの マガヒ― [0] 【紛い物】🔗🔉

まがい-もの マガヒ― [0] 【紛い物】 本物そっくりに似せて作ったもの。にせもの。模造品。イミテーション。

ま-がい 【麻鞋】🔗🔉

ま-がい 【麻鞋】 「麻沓(オグツ)」に同じ。

まがい-ぶつ [2] 【磨崖仏・摩崖仏】🔗🔉

まがい-ぶつ [2] 【磨崖仏・摩崖仏】 自然の岩壁を利用し,その岩面に彫刻された仏・菩薩像。インドで発生,中国・朝鮮に広がった。日本には奈良時代に伝わり,平安以降に製作されたものがのこる。宇都宮市大谷(オオヤ)・臼杵(ウスキ)市臼杵磨崖仏などが名高い。

まが・う マガフ [2] 【紛う】🔗🔉

まが・う マガフ [2] 【紛う】 ■一■ (動ワ五[ハ四]) 〔「目(マ)交(カ)ふ」の意か〕 (1)区別できないほどよく似ている。「雪と―・うばかりの花吹雪」「―・う方なき金の茶釜」 (2)入り乱れる。「雪かも降ると見るまでにここだも―・ふ梅の花かも/万葉 844」 (3)まじり合って区別がつかない。「老いらくの来むといふなる道―・ふがに/古今(賀)」 〔現代語では主に連体形が用いられ,「まごう」と発音することが多い。「紛える」に対する自動詞〕 ■二■ (動ハ下二) ⇒まがえる

紛う方な・し🔗🔉

紛う方な・し まちがえようがない。明らかである。

まが・える マガヘル [3] 【紛える】 (動ア下一)[文]ハ下二 まが・ふ🔗🔉

まが・える マガヘル [3] 【紛える】 (動ア下一)[文]ハ下二 まが・ふ (1)似ていて,とりちがえる。見違えさせる。「その衫(サン)の上に縫附けたる檸檬(リモネ)の殻は大いなる釦(ボタン)に―・へたるなり/即興詩人(鴎外)」 (2)区別がつかないほど入り乱れさせる。「わが岳に盛りに咲ける梅の花残れる雪を―・へつるかも/万葉 1640」 〔「紛う」に対する他動詞〕

まかえん [2] 【摩訶衍】🔗🔉

まかえん [2] 【摩訶衍】 〔梵 mahyna〕 大乗(ダイジヨウ)のこと。

大辞林 ページ 154644