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まがり-くね・る [5] 【曲(が)りくねる】 (動ラ五[四])🔗🔉

まがり-くね・る [5] 【曲(が)りくねる】 (動ラ五[四]) 幾重にも折れ曲がる。「―・った道」

まかり-こ・す [2] 【罷り越す】 (動サ五[四])🔗🔉

まかり-こ・す [2] 【罷り越す】 (動サ五[四]) 「行く」の謙譲語。まいる。参上する。「一緒に逗子に―・し/不如帰(蘆花)」

まかり・でる [2][4] 【罷り出る】 (動ダ下一)🔗🔉

まかり・でる [2][4] 【罷り出る】 (動ダ下一) (1)「出る」の謙譲語。退いて帰る。退出する。「御前を―・でる」 (2)「出る」の丁寧語。人の前に出る。参上する。また,厚かましく人前に出る。「挨拶に―・でました」「師弟の契約をしたい心得で―・でました/真景累ヶ淵(円朝)」

まかり-とお・る ―トホル [4] 【罷り通る】 (動ラ五[四])🔗🔉

まかり-とお・る ―トホル [4] 【罷り通る】 (動ラ五[四]) (1)「通る」を強めていう。(ア)堂々と通る。(イ)良くない物が世間に通用する。また,悪い行為が堂々と行われる。「粗悪な時計が高級時計として―・る」「無法が―・る世の中」 (2)「通る」の謙譲語。「さあらば逆縁ながらとぶらうて―・らうずるにて候/狂言・蛸」

まかり-ならぬ 【罷り成らぬ】 (連語)🔗🔉

まかり-なら 【罷り成らぬ】 (連語) 〔「成らぬ」を強めていう語〕 決してしてはいけない。重々しい禁止の表現として用いる。「口答えすることは―ぬ」

まがり-なり [0] 【曲(が)り形】🔗🔉

まがり-なり [0] 【曲(が)り形】 〔「曲がった形」の意から〕 不完全であること。

まがりなり-にも [6] 【曲(が)り形にも】 (副)🔗🔉

まがりなり-にも [6] 【曲(が)り形にも】 (副) 不十分ではあるが。完全ではないが。どうにかこうにか。「―文筆で身を立てられるようになった」

まかり-な・る 【罷り成る】 (動ラ四)🔗🔉

まかり-な・る 【罷り成る】 (動ラ四) 「成る」の謙譲語。ある状態にいたる。「法師に―・らんと思ひ侍れど/宇治拾遺 12」

まかり-まちが・う ―マチガフ [6][2] 【罷り間違う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

まかり-まちが・う ―マチガフ [6][2] 【罷り間違う】 (動ワ五[ハ四]) 「間違う」を強めていう。 (1)(「まかりまちがえば」「まかりまちがうと」などの形で)万一まちがえると。うっかりすると。「―・えば命にかかわる」 (2)(「まかりまちがっても」の形で)どんなにまちがえても。どんなことがあっても。「―・っても借金だけはするな」

大辞林 ページ 154654