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まじく-ない ―ナヒ🔗🔉

まじく-ない ―ナヒ 〔「まじくなう」の連用形から〕 うまくとりつくろうこと。表面をごまかすこと。「―の高声に皆も来いと呼びつれて/たけくらべ(一葉)」

まじく-な・う ―ナフ (動ハ四)🔗🔉

まじく-な・う ―ナフ (動ハ四) (1)まじなう。「ほんとにおめい茶釜を―・つたか/洒落本・寒紅丑日待」 (2)とりつくろう。ごまかす。「これにてものごと―・ふは何と忠臣ものでござりませう/歌舞伎・絵本合法衢」

ましくら 【驀地】 (副)🔗🔉

ましくら 【驀地】 (副) 〔「ましぐら」とも〕 激しい勢いで進んで行くさま。まっしぐら。「六波羅の兵一万余騎,…―に打て出たり/太平記 9」

まじくら (接尾)🔗🔉

まじくら (接尾) 名詞に付いて,それとともに,それをまじえての意を表す。「かかる所へ九平次は悪口仲間二三人。座頭―どつと来たり/浄瑠璃・曾根崎心中」

まじげなり (連語)🔗🔉

まじげなり (連語) 〔打ち消し推量の助動詞「まじ」に接尾語「げ」の付いたものに断定の助動詞「なり」が付いたもの〕 …ないようだ。…なさそうだ。…そうもない。「まことにうしろめたくはある―なるを,などかくあながちにしももて離れ給ふらむ/源氏(総角)」

まし-こ [3][0] 【猿子】🔗🔉

まし-こ [3][0] 【猿子】 (1)猿の異名。 (2)スズメ目アトリ科オオマシコ属の小鳥の総称。雄は赤色を帯びて美しい。雌は赤褐色。ハギマシコ・ベニマシコなどが北海道で繁殖し,アカマシコ・オオマシコなどが冬鳥として渡来。増子。猿子鳥。

ましこ-どり [3] 【猿子鳥】🔗🔉

ましこ-どり [3] 【猿子鳥】 マシコ{(2)}に同じ。

ましこ 【益子】🔗🔉

ましこ 【益子】 栃木県南東部の町。益子焼で知られる。

ましこ-やき [0] 【益子焼】🔗🔉

ましこ-やき [0] 【益子焼】 益子町で産する陶器。1853年大塚啓三郎の創始。民芸陶器で知られる。

まじ-こ・る 【蠱る】 (動ラ四)🔗🔉

まじ-こ・る 【蠱る】 (動ラ四) 邪悪なものに引き込まれる。「天のまがつひといふ神の言はむ悪事(マガゴト)にあひ―・り/祝詞(御門祭)」

大辞林 ページ 154716