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マス [1] mass🔗🔉

マス [1] mass (1)多く,他の外来語の上に付いて複合語をつくる。(ア)集まり。集団。「―-ゲーム」(イ)大量。多数。「―-プロダクション」「―-コミュニケーション」「―-マガジン」(ウ)大衆。「―-ソサエティー」 (2)絵画・彫刻などにおいて,構成上,一つのかたまりとして知覚される色の広がりや物体の立体感。マッス。

ま・す [0] 【増す・益す】 (動サ五[四])🔗🔉

ま・す [0] 【増す・益す】 (動サ五[四]) □一□(自動詞) (1)数・量が多くなる。ふえる。増加する。 ⇔減る 「川の水かさが―・す」「人口が―・す」 (2)程度が以前よりもはなはだしくなる。強まる。「痛みが―・す」「食欲が―・す」「スピードが―・すにつれ揺れもひどくなる」「しだいに親しみが―・してくる」「信用が―・す」 (3)(「…に増す」の形で)優越する。すぐれる。「彼女は以前に―・して美しくなった」「だれにも―・して心配している」「聞きしに―・してすばらしい」「一杯の濁れる酒にあに―・さめやも/万葉 345」 □二□(他動詞) (1)量をふやす。「売り上げを―・す」「エンジンの出力を―・す」 (2)程度を強める。また,数量をふやす。「船はしだいに速度を―・して南に向かった」「木々の緑が一段と濃さを―・した」「群集はしだいにその数を―・していった」「星が輝きを―・す」 (3)いっそうすぐれるようにする。「色をも音をも―・すけぢめ,ことになむわかれける/源氏(初音)」 [可能] ませる

ま・す 【申す】 (動サ四)🔗🔉

ま・す 【申す】 (動サ四) 〔「まうす」の転。一説に,「う」の無表記とも〕 「もうす(申)」に同じ。「醍醐の聖帝と―・して/栄花(月の宴)」「天照御神を念じ―・せ/更級」

ま・す 【在す・坐す】 (動サ四)🔗🔉

ま・す 【在す・坐す】 (動サ四) (1)〔「います」の転〕 「ある」「いる」の尊敬語。いらっしゃる。「大君は神にし―・せば/万葉 235」 (2)「行く」「来る」の尊敬語。おでましになる。おいでになる。いらっしゃる。「我が背子が国へ―・しなば/万葉 3996」 (3)(補助動詞) 他の動詞の連用形に付いて,補助動詞「ある」「いる」の尊敬語。また,その動詞に尊敬の意を添える。…ていらっしゃる。お…になる。「神の御代より敷き―・せる国にしあれば/万葉 1047」「我が背子が帰り来―・さむ時のため命残さむ忘れたまふな/万葉 3774」

大辞林 ページ 154728