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まつなが-ひさひで 【松永久秀】🔗🔉

まつなが-ひさひで 【松永久秀】 (1510-1577) 室町末期の武将。三好長慶の家臣。弾正少弼。奈良に多聞城を築く。長慶の子義興を毒殺し,将軍足利義輝を襲って自害させ,東大寺大仏殿を焼き打ちした。織田信長の入京に際し降伏したが,のち背いて大和の信貴山城で敗死。下剋上の典型的人物とされる。

まつなが-やすざえもん ―ヤスザモン 【松永安左衛門】🔗🔉

まつなが-やすざえもん ―ヤスザモン 【松永安左衛門】 (1875-1971) 実業家。長崎県生まれ。号,耳庵。九州水力電気・東部電力を創業。六〇歳を過ぎて埼玉県に山荘を営み茶道に精進。名物茶道具を収集し「茶道三年」「茶道春秋」などの著述を残した。

まつなが-よしすけ 【松永良弼】🔗🔉

まつなが-よしすけ 【松永良弼】 (1690頃-1744) 江戸中期の数学者。関孝和・建部賢弘・中根元圭の数学を統一し,関孝和を祖とする関流を確立。主著「方円算法」には三角関数の級数展開などが示されている。

まつなが-わふう 【松永和楓】🔗🔉

まつなが-わふう 【松永和楓】 長唄唄方家元。 (1)(三世)(1837-1916) 清元の節回しを取り入れた独特な芸風で,明治期の名人といわれた。 (2)(四世)(1874-1962) 和風と改名。初め三味線方,のち唄方に転じた。「鶴命会」を組織。昭和期の代表的唄方。

まつ-なん [2] 【末男】🔗🔉

まつ-なん [2] 【末男】 一番下のむすこ。すえの男の子。

まつね 【松根】🔗🔉

まつね 【松根】 姓氏の一。

まつね-とうようじょう ―トウヤウジヤウ 【松根東洋城】🔗🔉

まつね-とうようじょう ―トウヤウジヤウ 【松根東洋城】 (1878-1964) 俳人。東京生まれ。本名,豊次郎。京大卒。夏目漱石に師事。初め「ホトトギス」に参加,のち「渋柿」を主宰。新傾向運動に対抗,人生即俳句の道を実践,連句を重視した。「俳諧道」「東洋城全句集」がある。

大辞林 ページ 154797