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まつら-やま 【松浦山】🔗🔉

まつら-やま 【松浦山】 「鏡山(カガミヤマ){(3)}」の異名。

まつら 【松浦】🔗🔉

まつら 【松浦】 姓氏の一。

まつら-しげのぶ 【松浦鎮信】🔗🔉

まつら-しげのぶ 【松浦鎮信】 (1549-1614) 江戸初期の大名,平戸藩主。関ヶ原の戦いでは東軍に加わり本領安堵(アンド)。オランダ商館を平戸に誘致し,外国貿易で繁栄する基礎を築いた。

まつら-せいざん 【松浦静山】🔗🔉

まつら-せいざん 【松浦静山】 (1760-1841) 江戸後期の大名,平戸藩九代藩主。藩政改革を断行し,財政を再建。退隠後は多くの文人と交わり,随筆集「甲子夜話(カツシヤワ)」を残す。

まつらう ―フ 【服ふ・順ふ】 (連語)🔗🔉

まつら ―フ 【服ふ・順ふ】 (連語) 〔動詞「奉(マツ)る」の未然形に継続の助動詞「ふ」の付いた語〕 「まつろう(服)」に同じ。「はふむしも大君に―ふ/日本書紀(雄略)」

まつら-こく 【末盧国】🔗🔉

まつら-こく 【末盧国】 「魏志倭人伝」にみえる国。一支国と伊都国の間で,佐賀県松浦地方の玄海灘に面した唐津周辺と考えられる。

まつら-さよひめ 【松浦佐用姫】🔗🔉

まつら-さよひめ 【松浦佐用姫】 伝説上の女性。愛人大伴狭手彦(オオトモノサデヒコ)が朝鮮に出征する際,松浦山に登り領巾(ヒレ)を振って別れを惜しんだとか,そのまま石になったなどの伝説が,万葉集・古今著聞集などにみえる。

まつらのみやものがたり 【松浦宮物語】🔗🔉

まつらのみやものがたり 【松浦宮物語】 物語。三巻。藤原定家作とされるが未詳。一二世紀末の成立か。大納言橘冬明の子少将氏忠の,唐土にまで及ぶ数奇な恋愛を描く。「宇津保物語」「浜松中納言物語」の影響がある。松浦物語。

まつり [0] 【祭(り)】🔗🔉

まつり [0] 【祭(り)】 〔動詞「祭る」の連用形から〕 (1)神や祖先の霊をまつること。(ア)祭祀(サイシ)。祭儀。「矢島氏の―を絶つに忍びぬと云ふを以て/渋江抽斎(鴎外)」「―をつかさどらむ者は天穂日命是なり/日本書紀(神代下訓)」(イ)特に,毎年きまった日に人々が神社に集まって行う神をまつる儀式と,それにともなって催される神楽(カグラ)などの諸行事をいう。祭礼。おまつり。「鎮守様の―」 (2)記念・祝賀・宣伝などのために催される行事。「港―」「古本―」 (3)特に,京都賀茂神社の祭り。賀茂祭。葵祭(アオイマツリ)。「四月,―の頃いとをかし/枕草子 5」 (4)近世,江戸の二大祭り。日枝(ヒエ)山王神社の祭りと神田明神の祭りをいう。 (5)情交。おまつり。 〔俳句では夏の祭りを総称して祭りといい,春祭り・秋祭りと区別する。[季]夏〕

大辞林 ページ 154811