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まむし [0]🔗🔉

まむし [0] 〔「まぶし」の転〕 京阪地方で,鰻飯(ウナギメシ)の称。

ま-むし [0] 【蝮】🔗🔉

ま-むし [0] 【蝮】 (1)〔真虫の意〕 有鱗目クサリヘビ科の毒蛇の総称。一二種が日本およびアジア全域に分布。日本にすむニホンマムシは全長40〜65センチメートル。頭部は三角形。体の背面は,普通,灰褐色ないし暗赤褐色の地に黒褐色の大きな銭形の斑紋がある。竹やぶや森林の中,水田の周辺などにすみ,カエル・ネズミなどを捕食する。卵胎生。はみ。[季]夏。 (2)人に害をなし恐れられる人をいう語。 (3)「まむし指」の略。

まむし-ぐさ [3] 【蝮草】🔗🔉

まむし-ぐさ [3] 【蝮草】 サトイモ科の多年草。テンナンショウ属の一種で,林下に生える。葉鞘(ヨウシヨウ)に黒褐色の斑点がある。雌雄異株。春,開花。肉穂花序は黄白色で,淡緑色または淡紫色で白い縦筋のある仏炎苞に包まれる。根茎を去痰(キヨタン)・鎮痙(チンケイ)薬とする。

まむし-ざけ [3] 【蝮酒】🔗🔉

まむし-ざけ [3] 【蝮酒】 マムシ{(1)}を浸した焼酎。強壮剤とする。[季]夏。《―鼻をつまんで飲みにけり/相島虚吼》

まむし-ゆび [3] 【蝮指】🔗🔉

まむし-ゆび [3] 【蝮指】 指先の関節がマムシ{(1)}の頭のような形に曲がる指。呪力があって腹痛を治すとか,この指の者は働き者であるなどという。まむし。

ま-むすび [2] 【真結び】🔗🔉

ま-むすび [2] 【真結び】 「小間(コマ)結び」に同じ。

マムルーク-ちょう ―テウ 【―朝】🔗🔉

マムルーク-ちょう ―テウ 【―朝】 〔マムルーク(mamlk)はアラビア語で奴隷の意〕 エジプト・シリアを支配したトルコ系イスラム王朝(1250-1517)。アイユーブ朝の軍人奴隷が創建。十字軍・モンゴル軍を撃退し,東西貿易で繁栄したが,オスマン帝国に滅ぼされた。

まむろ-がわ ―ガハ 【真室川】🔗🔉

まむろ-がわ ―ガハ 【真室川】 (1)山形県北部を流れる川。最上川の中流に注ぐ鮭川(サケガワ)の一支流。 (2)山形県北部,真室川流域を占める町。製材業・家具製造が行われる。

大辞林 ページ 154861