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――を曇(クモ)ら・す🔗🔉

――を曇(クモ)ら・す 心配そうな顔つきをする。

――を吊(ツ)り上・げる🔗🔉

――を吊(ツ)り上・げる おこった表情をする。眉を上げる。

――を伸・べる🔗🔉

――を伸・べる 「眉を開く」に同じ。「今茲処(ココ)で,身を退けば―・べて喜ぶ者がそこらに沢山あることに/浮雲(四迷)」

――を引・く🔗🔉

――を引・く 「眉を書く」に同じ。

――を顰(ヒソ)・める🔗🔉

――を顰(ヒソ)・める 眉の辺りにしわをよせる。心配ごとがあるさま,また,不快なさま。眉を寄せる。「傍若無人の振る舞いに―・める」

――を開・く🔗🔉

――を開・く 心配ごとがなくなって安心する。

――を読・む🔗🔉

――を読・む 人の顔を見て,本心をよみとる。

まゆ [1] 【繭】🔗🔉

まゆ [1] 【繭】 (1)動物,特に昆虫の活動停止状態にある卵・幼虫・蛹(サナギ)を保護するもの。動物が分泌した糸が主な材料であるが,糞(フン)・小石・葉など生活環境や種によってさまざま。 (2)特に,蚕のつくる白い俵形の繭。生糸の原料となる。[季]夏。《よき蚕ゆゑ正しき―を作りたる/虚子》

まゆ-あい ―アヒ [3] 【眉間】🔗🔉

まゆ-あい ―アヒ [3] 【眉間】 眉と眉との間。みけん。

まゆ・う マユフ 【迷ふ・紕ふ】 (動ハ四)🔗🔉

まゆ・う マユフ 【迷ふ・紕ふ】 (動ハ四) 「まよう{(8)}」に同じ。「白たへの袖は―・ひぬ/万葉 2609」

まゆ-がき [2][0] 【眉書き】🔗🔉

まゆ-がき [2][0] 【眉書き】 眉墨で眉をかくこと。また,眉をかくのに用いる筆。

まゆ-がしら [3] 【眉頭】🔗🔉

まゆ-がしら [3] 【眉頭】 眉の,顔の中央に近い部分。びとう。

まゆ-ぎわ ―ギハ [0] 【眉際】🔗🔉

まゆ-ぎわ ―ギハ [0] 【眉際】 眉毛の生えぎわ。

まゆ-げ [1] 【眉毛】🔗🔉

まゆ-げ [1] 【眉毛】 眉。また,眉に生えている毛。

――を読まれる🔗🔉

――を読まれる 相手に本心を知られる。

まゆ-ごもり 【繭籠り】🔗🔉

まゆ-ごもり 【繭籠り】 〔「まよごもり」の転〕 (1)蚕が繭の中にこもること。 (2)人が家の中にこもること。「この事の煩はしさにこそ,―も心苦しう思ひ聞こゆれ/源氏(常夏)」

まゆ-じり [2][0] 【眉尻】🔗🔉

まゆ-じり [2][0] 【眉尻】 眉の,こめかみに近い方の端。

まゆ-じろ 【眉白】🔗🔉

まゆ-じろ 【眉白】 ⇒まみじろ(眉白)

まゆ-ずみ [2] 【眉墨・黛】🔗🔉

まゆ-ずみ [2] 【眉墨・黛】 (1)化粧品の一。眉をかいたり,形を整えたりする墨。 (2)眉。特に,墨でかいた眉。「紅の涙せきあへねば,翠(ミドリ)の―みだれつつ/平家 8」 (3)遠くに見えるなだらかな連山をたとえていう語。

大辞林 ページ 154873