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ま-ゆみ [0][1] 【檀・真弓】🔗⭐🔉
ま-ゆみ [0][1] 【檀・真弓】
(1)ニシキギ科の落葉小高木。山野に生え,庭木ともする。葉は対生。雌雄異株。初夏,淡緑色の花が集散花序につく。果実は秋に熟し,裂開して赤い種子を露出する。材は弓を作るのに用いた。ヤマニシキギ。
〔「檀の実」は [季]秋〕
(2){(1)}の丸木で作った弓。
(3)襲(カサネ)の色目の名。表は蘇芳(スオウ),裏は黄。秋に多く用いる。
檀(1)
[図]
[図]
ま-ゆみ 【騎射】🔗⭐🔉
ま-ゆみ 【騎射】
「うまゆみ(馬弓)」に同じ。「射手人のあやめのかづらながきねにけふの―を引きやそへまし/年中行事歌合」
まゆん-がなし 【真世神】🔗⭐🔉
まゆん-がなし 【真世神】
沖縄県石垣市川平で陰暦九月ころの戊戌(ツチノエイヌ)の日前後に行われる節祭(シツマツリ)に出現する来訪神。祭りの初日,夜半から未明にかけて,顔を隠し,笠(カサ)・蓑(ミノ)を着て各戸を訪れ,豊穣を予祝する。
まよ 【眉】🔗⭐🔉
まよ 【眉】
「まゆ(眉)」の古形。「―のごと雲居に見ゆる阿波の山かけて漕ぐ舟泊まり知らずも/万葉 998」
まよ 【繭】🔗⭐🔉
まよ 【繭】
「まゆ(繭)」の古形。「筑波嶺の新桑―の衣はあれど君が御衣(ミケシ)しあやに着欲しも/万葉 3350」
ま-よ [1] 【真夜】🔗⭐🔉
ま-よ [1] 【真夜】
夜中。真夜中。
まよい マヨヒ [3][2] 【迷い】🔗⭐🔉
まよい マヨヒ [3][2] 【迷い】
(1)迷うこと。また,迷う心。「気持ちの―がある」「―を断つ」「気の―」
(2)〔仏〕 欲望や執着などの煩悩(ボンノウ)のはたらき。悟りが開けないこと。また,成仏(ジヨウブツ)のさまたげとなる死者の執念。
(3)まぎれること。はっきりしないこと。まぎれ。「霧の―は,いと艶にぞ見えける/源氏(野分)」
(4)混乱。騒ぎ。騒動。「荒かりし浪の―に住吉の神をばかけて忘れやはする/源氏(澪標)」
(5)(髪・糸などの)乱れ。ほつれ。「末まで塵の―なく/源氏(椎本)」
まよい-がみ マヨヒ― 【迷ひ神】🔗⭐🔉
まよい-がみ マヨヒ― 【迷ひ神】
人を迷わす神。迷わし神。「このへんには―あんなるへんぞかし/宇治拾遺 13」
大辞林 ページ 154875。