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マルコフ-かてい ―クワ― [5] 【―過程】🔗🔉

マルコフ-かてい ―クワ― [5] 【―過程】 確率過程の一。ある確率法則に従って事象が進行する場合,現時点の状態のみに依存し,過去の履歴には無関係に展開する過程。気体の拡散の理論,遺伝学・社会科学などに応用される。数学者マルコフの名にちなむ。

まるこ-ぶね 【丸子船】🔗🔉

まるこ-ぶね 【丸子船】 近世の琵琶湖水運で用いられた,独特の造りの三十石から五百石積みの輸送船。東海道の草津・膳所(ゼゼ)間の渡し船にも使われた。丸い船首形状と半丸太を用いた舷側板に特徴がある。丸船。丸太船。

マルコ-ポーロ Marco Polo🔗🔉

マルコ-ポーロ Marco Polo (1254-1324) イタリアの商人・旅行家。1271年,父・叔父とともに中央アジアを経て元に至り,フビライに仕え各地を旅行。95年インドを経て海路帰国。ジェノバとの戦いで捕虜となり,獄中で「東方見聞録」を口述,日本を黄金の国ジパングとして紹介。

まるこま-おんせん ―ヲンセン 【丸駒温泉】🔗🔉

まるこま-おんせん ―ヲンセン 【丸駒温泉】 北海道千歳市,支笏(シコツ)湖北岸にある食塩泉。恵庭岳登山の根拠地。

マルコム-エックス Malcolm X🔗🔉

マルコム-エックス Malcolm X (1925-1965) アメリカの人権運動活動家・宗教指導者。獄中でイスラム教に入信,急進的な黒人運動を展開したが暗殺された。

まる-ざい [0] 【丸材】🔗🔉

まる-ざい [0] 【丸材】 皮をはいだだけの丸い木材。丸太。

マルサス Thomas Robert Malthus🔗🔉

マルサス Thomas Robert Malthus (1766-1834) イギリスの経済学者。「人口論」を発表。また,リカードとの間に穀物法論争を展開。「経済学原理」で展開された有効需要論は後にケインズによって高く評価される。

マルサス-きゅうひんほう ―キウヒンハフ 【―救貧法】🔗🔉

マルサス-きゅうひんほう ―キウヒンハフ 【―救貧法】 イギリスにおいて1834年に制定された救貧法。マルサスの理論に基づいて,貧困を個人の責任とし,貧困者の救済は労働者の処遇以下で行う(劣等処遇の原則)とした。新救貧法。改正救貧法。

マルサス-しゅぎ [5] 【―主義】🔗🔉

マルサス-しゅぎ [5] 【―主義】 〔Malthusianism〕 マルサスが「人口論」の中で説いた人口と食糧の関係に関する学説。人口は幾何級数的に増加するが,食糧生産は算術級数的にしか増加しないために,貧困化は不可避であるとし,さらに地代の上昇や恐慌も人口の増加によると説いた。

大辞林 ページ 154895