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みえい-く [2] 【御影供】🔗🔉

みえい-く [2] 【御影供】 (1)真言宗で,空海の忌日である三月二一日に,その画像をかけて行う法会(ホウエ)。みえく。 〔京都の東寺では四月二一日に行う〕 [季]春。 (2)柿本人麻呂の画像をまつって,和歌を講ずる会。人麻呂影供。

みえい-どう ―ダウ [0] 【御影堂】🔗🔉

みえい-どう ―ダウ [0] 【御影堂】 (1)一寺の開基,一宗の開祖の御影を安置する堂。開山堂。祖師堂。 (2)京都五条橋の西にあった新善光寺の別名。 (3)京都名産の扇の名。平敦盛の妻が新善光寺に住して作ったのが始まりといい,江戸時代には扇の最上品とされた。

みえ-かえ・る ―カヘル 【見え返る】 (動ラ四)🔗🔉

みえ-かえ・る ―カヘル 【見え返る】 (動ラ四) 繰り返し見える。「我が背子が夢(イメ)に夢(イメ)にし―・るらむ/万葉 2890」

みえ-がかり [3] 【見え掛(か)り】🔗🔉

みえ-がかり [3] 【見え掛(か)り】 建築の部材の,目に見える部分。

みえ-かくれ [0][3] 【見え隠れ】 (名)スル🔗🔉

みえ-かくれ [0][3] 【見え隠れ】 (名)スル (1)〔「みえがくれ」とも〕 見えたり,見えなくなったりすること。「―にあとをつける」「太陽が雲間に―する」 (2)建築の部材の,目に見えない部分。

みえ-がさね ミヘ― [3] 【三重重ね・三重襲】🔗🔉

みえ-がさね ミヘ― [3] 【三重重ね・三重襲】 (1)三重にかさねること。また,三重にかさねたもの。 (2)表と裏の間に中陪(ナカベ)を入れて仕立てた衣服。「―の袴具して賜ふ/源氏(総角)」 (3)「三重襲の扇」の略。「かのしるしの扇は,桜の―にて/源氏(花宴)」

みえがさね-の-おうぎ ミヘ―アフギ 【三重襲の扇】🔗🔉

みえがさね-の-おうぎ ミヘ―アフギ 【三重襲の扇】 檜扇(ヒオウギ)の一。檜(ヒノキ)の薄板の枚数の多い扇という。女房の飾り扇。

みえ-しらが・う ―シラガフ 【見えしらがふ】 (動ハ四)🔗🔉

みえ-しらが・う ―シラガフ 【見えしらがふ】 (動ハ四) わざと人目にたつようにふるまう。「つねに―・ひありく/枕草子 87」

大辞林 ページ 154973