複数辞典一括検索+

みなもと-の-いえなが ―イヘナガ 【源家長】🔗🔉

みなもと-の-いえなが ―イヘナガ 【源家長】 (1170?-1234) 平安末期・鎌倉初期の歌人。従四位但馬守。和歌所開闔(カイコウ)。後鳥羽院歌壇で活躍し,新古今集以下の勅撰集に三四首入集。著「源家長日記」

みなもと-の-かねまさ 【源兼昌】🔗🔉

みなもと-の-かねまさ 【源兼昌】 平安後期の歌人。俊輔の子。従五位下皇后宮少進。堀河院歌壇・忠通家歌壇で活躍。「金葉和歌集」以下の勅撰集に七首入集。生没年未詳。

みなもと-の-さねとも 【源実朝】🔗🔉

みなもと-の-さねとも 【源実朝】 (1192-1219) 鎌倉幕府三代将軍。頼朝の二男,頼家の弟。母は北条政子。幼名,千幡(センマン)。1203年将軍となるが実権は北条氏が握った。18年右大臣。翌年正月,鶴岡八幡宮社頭で甥の公暁(クギヨウ)に暗殺され,頼朝直系の子孫は断絶。万葉調の和歌に秀で,家集「金槐和歌集」がある。

みなもと-の-しげゆき 【源重之】🔗🔉

みなもと-の-しげゆき 【源重之】 (?-1000) 平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。清和天皇の曾孫。帯刀先生(センジヨウ)・左馬助・相模権守。旅の歌が多く,また冷泉天皇の東宮時代に奉った百首は現存最古の百首歌。家集に「重之集」がある。

みなもと-の-したごう ―シタガフ 【源順】🔗🔉

みなもと-の-したごう ―シタガフ 【源順】 (911-983) 平安中期の学者・歌人。嵯峨源氏。三十六歌仙の一人。梨壺の五人の一人として万葉集の訓釈(古点)ならびに「後撰和歌集」の撰進に参加。漢詩文は「扶桑集」「本朝文粋」などに散見。著「倭名類聚鈔」,家集「源順集」

みなもと-の-たかあきら 【源高明】🔗🔉

みなもと-の-たかあきら 【源高明】 (914-982) 平安中期の廷臣・学者。醍醐天皇の皇子。西宮左大臣・西宮殿と称される。安和(アンナ)の変に連座,大宰権帥に左遷される。朝儀に通じ,有職故実書「西宮記」がある。

大辞林 ページ 155138