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みなもと-の-みつゆき 【源光行】🔗🔉

みなもと-の-みつゆき 【源光行】 (1163-1244) 鎌倉初期の歌人・文学者。親行の父。法名,寂因。和歌を藤原俊成に学び,古典・故実に通じる。親行とともに「源氏物語(河内本)」を校訂する。承久の乱に連座。著「蒙求和歌」

みなもと-の-むねゆき 【源宗于】🔗🔉

みなもと-の-むねゆき 【源宗于】 (?-939) 平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。是忠親王の子。正四位下右京大夫。「大和物語」に不遇を嘆く歌を残す。「古今和歌集」以下の勅撰集に一五首入集。家集「宗于集」

みなもと-の-もろふさ 【源師房】🔗🔉

みなもと-の-もろふさ 【源師房】 (1008-1077) 平安後期の廷臣。村上天皇の孫,具平(トモヒラ)親王の長子。藤原頼通の猶子。村上源氏の祖。1077年太政大臣。著「叙位除目抄」,日記「土右記」など。

みなもと-の-ゆきいえ ―ユキイヘ 【源行家】🔗🔉

みなもと-の-ゆきいえ ―ユキイヘ 【源行家】 (?-1186) 平安末・鎌倉初期の武将。為義の十男,義朝・為朝の弟。名は義盛。新宮十郎とも称す。以仁王(モチヒトオウ)の平氏追討の令旨を諸国の源氏に伝えた。平氏滅亡後は,義経と結んだが,和泉で頼朝の兵に殺された。

みなもと-の-よしいえ ―ヨシイヘ 【源義家】🔗🔉

みなもと-の-よしいえ ―ヨシイヘ 【源義家】 (1039-1106) 平安後期の武将。頼義の長男,義光の兄。八幡太郎と号す。前九年の役に活躍して出羽守となり,ついで陸奥守兼鎮守府将軍となった。後三年の役を鎮定し,東国武士の信望を集め,東国における源氏の勢力の基礎を築いた。

みなもと-の-よしつね 【源義経】🔗🔉

みなもと-の-よしつね 【源義経】 (1159-1189) 平安末・鎌倉初期の武将。義朝の九男。母は常盤(トキワ)。幼名,牛若丸・九郎・遮那(シヤナ)王。検非違使尉(判官)に任ぜられたので九郎判官とも。平治の乱後,鞍馬寺に預けられ,のち奥州平泉の藤原秀衡(ヒデヒラ)の保護を受けた。1180年兄頼朝の挙兵に応じて84年源義仲を討ち,一谷・屋島・壇浦に平家一族を破った。のち後白河院の信任を得て頼朝と対立,再び秀衡のもとに逃れたが,その子泰衡に襲われ,衣川で自刃した。悲劇的な生涯が伝説や文学作品の素材となって後世に伝えられる。

大辞林 ページ 155141