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――を聞・く🔗🔉

――を聞・く 話が聞こえてくる。うわさを聞く。「人なみなみなるべき耳をも聞くべきものかはと思ひしに/枕草子 319」

――を信じて目を疑う🔗🔉

――を信じて目を疑う 人から聞いたことを信じて自分の目で見たことを信じない。「凡そ―は,俗の常の弊なり/平家 3」

――を滌(スス)・ぐ🔗🔉

――を滌(スス)・ぐ 俗世間の栄達にとらわれない高潔な心でいる。耳を洗う。「纓を洗ひ―・ぎて/鶉衣」 →許由(キヨユウ)

――を澄ま・す🔗🔉

――を澄ま・す 注意を集中して聞こうとする。耳を傾けて聞く。「―・して虫の音を聞く」

――を(ソバダ)・てる🔗🔉

――を(ソバダ)・てる 注意して聞きとろうとする。聞き耳を立てる。耳を澄ます。

――を揃(ソロ)・える🔗🔉

――を揃(ソロ)・える 〔小判などの縁をそろえる意〕 金銭などを不足なくとり揃える。「―・えて借金を支払う」

――を立・てる🔗🔉

――を立・てる 「耳を(ソバダ)てる」に同じ。

――を擘(ツンザ)・く🔗🔉

――を擘(ツンザ)・く 耳を突き破られるように響く。耳を聾(ロウ)する。「―・く砲声」

――を塞(フサ)・ぐ🔗🔉

――を塞(フサ)・ぐ 聞かないようにする。「野卑な言葉に―・ぎたくなる」

――を聾(ロウ)・する🔗🔉

――を聾(ロウ)・する 耳が聞こえなくなるかと思うほどの大きな音がするたとえ。耳をつんざく。

み-み 【身身】🔗🔉

み-み 【身身】 (1)(「身身となる」の形で)身二つになること。子を生むこと。出産。「御―とだになり給ひなば/宇津保(俊蔭)」 (2)その身その身。「おのが―につけたるたよりども思ひ出でて/源氏(蓬生)」

みみ-あか [0][4] 【耳垢】🔗🔉

みみ-あか [0][4] 【耳垢】 耳のあなにたまる垢。みみくそ。

みみ-あたらし・い [6] 【耳新しい】 (形)[文]シク みみあたら・し🔗🔉

みみ-あたらし・い [6] 【耳新しい】 (形)[文]シク みみあたら・し はじめて聞く内容である。聞いて新鮮である。「―・い話」「―・い専門語」 [派生] ――さ(名)

みみ-あて [3][2] 【耳当て】🔗🔉

みみ-あて [3][2] 【耳当て】 防寒のため耳にあてる毛糸・毛皮などの製品。 →耳袋

みみ-いか [2] 【耳烏賊】🔗🔉

みみ-いか [2] 【耳烏賊】 イカの一種。胴長約5センチメートル,腕は胴よりも長い。ひれは丸みをおびた耳形。体は暗褐色。発光バクテリアを共生させて,発光する。食用。本州東北以南の浅海に広く分布。ダンゴイカ。ヒドコイカ。

大辞林 ページ 155170