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みやこ-たなご [4] 【都🔗🔉

みやこ-たなご [4] 【都】 コイ目の淡水魚。全長約4〜6センチメートル。小型のタナゴ類の一種。口角に一対のひげがある。産卵期に現れる雄の婚姻色は美しい。関東地方の一部に生息するが個体数は激減。天然記念物。ミョーブタ。ベンタナ。ナナイロ。ジョンピー。

みやこ-づめ [0] 【都詰め】🔗🔉

みやこ-づめ [0] 【都詰め】 将棋で,王将を盤の中央で詰めること。「座敷牢へ入らうが,―にならうが/浄瑠璃・寿の門松」

みやこ-どり [3] 【都鳥】🔗🔉

みやこ-どり [3] 【都鳥】 (1)チドリ目ミヤコドリ科の水鳥。全長45センチメートルほど。頭と背面は黒色,腹面は白く,くちばしと脚が長く赤い。海岸で貝などを餌(エサ)とする。シベリアなどで繁殖し,日本には旅鳥または冬鳥としてごく少数が渡来。 (2)ユリカモメの雅称。[季]冬。「名にし負はばいざこと問はむ―わが思ふ人はありやなしやと/伊勢 9」 (3)海産の巻貝。殻は楕円形で長径約12ミリメートル。低い笠形で,表面に放射肋(ロク)がある。淡褐色や橙黄色など。本州中部以南の沿岸に分布。 (4)江戸時代の玩具。経木(キヨウギ)で小鳥の形に作り,糸をつけ振り回して遊ぶ。 都鳥(1) [図] 都鳥(4) [図]

みやこ-ばな [3] 【都花】🔗🔉

みやこ-ばな [3] 【都花】 ミヤコグサの別名。

みやこ-びと [3] 【都人】🔗🔉

みやこ-びと [3] 【都人】 都に住んでいる人。都の人。

みやこ-ぶし [0] 【都節】🔗🔉

みやこ-ぶし [0] 【都節】 主に江戸時代の都会で行われた音楽の旋律または音階。陰旋法。 →田舎(イナカ)節

みやこ-ぶし-おんかい [6] 【都節音階】🔗🔉

みやこ-ぶし-おんかい [6] 【都節音階】 日本の五音音階の一。各音の音程関係は洋楽階名のミ・ファ・ラ・シ・ドと同じ形。近世邦楽に多く用いられる。陰音階。陰旋法。 →五音音階

みやこ-ほとり 【都辺り】🔗🔉

みやこ-ほとり 【都辺り】 (1)都の近く。都に近い所。「あるひじり,―をいとふ心深くて/発心 6」 (2)都に近い所に住んで,見聞が広いこと。「下臈なれども―といふことなれば/大鏡(序)」

大辞林 ページ 155188