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みやま-がらす [4] 【深山烏】🔗🔉

みやま-がらす [4] 【深山烏】 スズメ目カラス科の鳥。全長47センチメートルほど。全身黒色で,くちばしの基部の周囲がはげて灰白色の皮膚が裸出している。ユーラシア中部に広く分布。日本には冬鳥として本州西部・九州に渡来。往時は「千羽ガラス」といわれる大群が見られた。

みやま-からすあげは [7] 【深山烏揚羽】🔗🔉

みやま-からすあげは [7] 【深山烏揚羽】 アゲハチョウ科のチョウ。開張約13センチメートル。黒色ではねの上面は金緑と青色の鱗粉を散らし,外縁に青緑色のはっきりした帯状斑がある。カラスアゲハに似るが,より華麗で後ろばねの下面に顕著な白帯があるので区別できる。日本全土とアジア東部に広く分布。

みやま-きりしま [4] 【深山霧島】🔗🔉

みやま-きりしま [4] 【深山霧島】 九州の高山に群生するツツジの一種。落葉の小低木で横にはびこり,葉は小さい長楕円形。五月,枝頂に径約3センチメートルの紅紫色の花を二,三個ずつ開く。庭木ともされる。

みやま-きんばい [4] 【深山金梅】🔗🔉

みやま-きんばい [4] 【深山金梅】 バラ科の多年草。高山の日当たりのよい草地に生える。葉は根茎から束生する長柄につき,三小葉からなる複葉。花茎は高さ約15センチメートル,頂が分枝して黄色の五弁花を数個つける。 深山金梅 [図]

みやま-くわがた ―クハガタ [4] 【深山鍬形】🔗🔉

みやま-くわがた ―クハガタ [4] 【深山鍬形】 クワガタムシの一種。大形で雄は体長約6センチメートル。暗赤褐色ないし黒褐色。雄の大顎(アゴ)はつの状に発達し,内側に歯をもつ。七〜八月に樹液に集まる。日本各地の平地・山地にすむ。

みやま-ざくら [4] 【深山桜】🔗🔉

みやま-ざくら [4] 【深山桜】 バラ科の落葉高木。深山に生える。葉は広卵形。晩春,葉より少し遅れて白色五弁花を数個総状につけ,葉に似た苞(ホウ)がある。

みやま-じ ―ヂ [3] 【深山路】🔗🔉

みやま-じ ―ヂ [3] 【深山路】 深い山の中の道。

みやま-しきみ [4][5] 【深山樒】🔗🔉

みやま-しきみ [4][5] 【深山樒】 ミカン科の常緑低木。山地に生える。葉は長楕円形で輪生状に互生。葉面に油点がある。雌雄異株。晩春,枝先に白色の小花を円錐状につける。果実は小球形で赤く熟す。有毒植物。

大辞林 ページ 155199