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みんぞく-じけつ [1] 【民族自決】🔗🔉

みんぞく-じけつ [1] 【民族自決】 ある民族が他の民族や国家の干渉を受けることなく,自らの意志に基づいて,その帰属や政治組織を決定すること。第一次大戦後アメリカ大統領ウィルソンが高唱し,その後の民族独立の指導原理になった。

みんぞく-しほん [5] 【民族資本】🔗🔉

みんぞく-しほん [5] 【民族資本】 植民地・半植民地・発展途上国などにおいて,外来資本に対抗する現地の民族による資本。

みんぞく-しゅぎ [5] 【民族主義】🔗🔉

みんぞく-しゅぎ [5] 【民族主義】 (1)民族の統一・独立・発展を目指す思想。民族意識をもとに,民族を重視して行動や主張を行おうとする。一九世紀ドイツ・イタリアの民族国家統一運動,第一次大戦後の民族自決主義,第二次大戦後の反帝国主義独立運動などに現れる。 →ナショナリズム (2)孫文の唱えた三民主義の一。 →三民主義

みんぞく-せい [0] 【民族性】🔗🔉

みんぞく-せい [0] 【民族性】 ある民族に特有の性質。エスニシティー。

みんぞく-せいしん [5] 【民族精神】🔗🔉

みんぞく-せいしん [5] 【民族精神】 民族の紐帯(チユウタイ)となる,共通の伝統的精神。

みんぞく-だいいどう [1]-[3] 【民族大移動】🔗🔉

みんぞく-だいいどう [1]-[3] 【民族大移動】 四世紀後半から六世紀末にかけて起こったゲルマン諸部族の大移動。フン族の西進に圧迫された西ゴート族のローマ帝国領内への移住に始まり,フランク族・ブルグンド族・バンダル族・アングル族・サクソン族・東ゴート族・ランゴバルド族などが西ローマ帝国内やグレート-ブリテン島・北部アフリカに移動し,部族国家を建設した。この移動の過程で西ローマ帝国は滅亡し,古代が終わる。

みんぞく-てき [0] 【民族的】 (形動)🔗🔉

みんぞく-てき [0] 【民族的】 (形動) (1)ある民族に特有であるさま。「―祭祀(サイシ)」 (2)その民族の全体にゆきわたるさま。「―な運動」

みんぞく-ふく [4] 【民族服】🔗🔉

みんぞく-ふく [4] 【民族服】 ある土地の自然環境・生活様式・信仰などに適応した,独特の素材・技法・形式による伝統的な衣服。現代では多く,晴れ着・礼服として用いられる。民族衣装。

みんぞく-りょうり ―レウ― [5] 【民族料理】🔗🔉

みんぞく-りょうり ―レウ― [5] 【民族料理】 その民族に固有の料理や食事の様式。エスニック料理。

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