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むかし-もの [0] 【昔者】🔗🔉

むかし-もの [0] 【昔者】 老人。また,昔気質(ムカシカタギ)の人。「私達のやうな―の気では駄目です/家(藤村)」

むかし-ものがたり 【昔物語】🔗🔉

むかし-ものがたり 【昔物語】 昔から伝わる物語や伝説。「―を聞きても/徒然 71」

むかし-よう ―ヤウ 【昔様】 (名・形動ナリ)🔗🔉

むかし-よう ―ヤウ 【昔様】 (名・形動ナリ) 昔のさま。古めかしいさま。昔風。「いと古体になれたるが,―にてうるはしきを/源氏(蓬生)」

むかし-わたり 【昔渡り】🔗🔉

むかし-わたり 【昔渡り】 「古渡(コワタ)り」に同じ。「帯とても―の本繻子一幅に一丈二尺/浮世草子・胸算用 1」

むが・し (形シク)🔗🔉

むが・し (形シク) 「うむがし」の転。「白玉の五百つ集ひを手に結びおこせむ海人は―・しくもあるか/万葉 4105」

むかしつせきにん-しゅぎ ムクワシツセキニン― [9] 【無過失責任主義】🔗🔉

むかしつせきにん-しゅぎ ムクワシツセキニン― [9] 【無過失責任主義】 損害が発生した場合には,故意または過失がなくても賠償責任を負うという原則。企業災害について適用され,鉱害・原子力損害・水質汚濁・大気汚染・労働災害などについて事業所の賠償責任を認めるのがその例。 ⇔過失責任主義

むかし・ぶ 【昔ぶ】 (動バ上二)🔗🔉

むかし・ぶ 【昔ぶ】 (動バ上二) 〔「昔」の動詞化〕 昔風である。年寄りじみている。「―・びたらん方はいみじきためしにや侍らん/十訓 8」

むか-つき [0]🔗🔉

むか-つき [0] むかつくこと。また,そのような不快な気分。「胸の―がおさまらない」

むか-つ・く [0] (動カ五[四])🔗🔉

むか-つ・く [0] (動カ五[四]) 〔「むかづく」とも〕 (1)吐き気がする。むかむかする。「食べすぎて胸が―・く」 (2)しゃくにさわる。腹が立つ。「顔を見るだけで―・く」[ヘボン]

むかっ-と [2] (副)スル🔗🔉

むかっ-と [2] (副)スル 急に怒りや吐き気をおぼえるさま。「その言葉に―した」「腐臭に―くる」

むかっ-ぱら [0] 【向かっ腹】🔗🔉

むかっ-ぱら [0] 【向かっ腹】 〔「むかばら」の転〕 おさえがたい,腹立たしい気持ち。「―を立てる」

むかで [0] 【百足・蜈蚣】🔗🔉

むかで [0] 【百足・蜈蚣】 (1)唇脚綱の節足動物のうちゲジ類を除いたものの総称。種類が多く,体長5ミリメートルくらいのものから15センチメートルを超えるものまである。体は腹背に扁平で,頭部と多数の環節が連続した胴部とから成り,環節ごとに一対の脚がある。石や朽ち木の下,地中などにすみ,小昆虫を捕食する。大顎(オオアゴ)から毒液を出し,種類によってはかまれるとかなり激しく痛む。ひゃくそく。[季]夏。《水甕の縁廻りをる―かな/柏崎夢香》 (2)「むかで小判」の略。「―がくろふ紙入れをわすれて来/柳多留 97」

大辞林 ページ 155276