複数辞典一括検索+

むくり-はふ [4] 【起り破風】🔗🔉

むくり-はふ [4] 【起り破風】 破風板の形が上方に向かって凸形の曲線をなすもの。 ⇔反(ソ)り破風

むくり-やね [4] 【起り屋根】🔗🔉

むくり-やね [4] 【起り屋根】 ゆるやかな弧を描いた凸形の屋根。

むくり [2] (副)🔗🔉

むくり [2] (副) 「むっくり{(1)}」に同じ。「―(と)起きる」

むぐり [1] 【潜り】🔗🔉

むぐり [1] 【潜り】 (1)もぐること。もぐり。 (2)カイツブリの異名。

むくり-こくり 【蒙古高句麗】🔗🔉

むくり-こくり 【蒙古高句麗】 〔「むくり」は蒙古(モウコ),「こくり」は高句麗(コウクリ)のこと。元寇のときに,「むくりこくりの鬼が来た」と言って恐れたことから。「もくりこくり」とも〕 (1)恐ろしいもののたとえ。子供を泣きやませるときなどに言った。「天人の玉子ではない―が玉子にてあらうず/咄本・醒睡笑」 (2)無理非道なこと。「神国に生まれて,神沙汰を停止とは,正真の―/浄瑠璃・日本武尊」

むく・る 【剥る】🔗🔉

むく・る 【剥る】 ■一■ (動ラ四) (1)剥(ム)く。はがす。まくる。「奪い取り剥ぎ―・りければ/太平記 35」 (2)腹を立てる。むくれる。「侍めがひどく―・つて/滑稽本・八笑人」 ■二■ (動ラ下二) ⇒むくれる

むぐ・る 【潜る】 (動ラ四)🔗🔉

むぐ・る 【潜る】 (動ラ四) 「もぐる(潜)」に同じ。「わらの中に―・りてねてゐたるぶた/西洋道中膝栗毛(魯文)」

むくれに-し 【木欒子】🔗🔉

むくれに-し 【木欒子】 モクゲンジの別名。

むく・れる [0] 【剥れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 むく・る🔗🔉

むく・れる [0] 【剥れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 むく・る (1)はがれて取れる。むける。「皮が―・れる」 (2)怒ってむっとした顔をする。腹を立てる。「何をそんなに―・れているの」

むくろ [0] 【躯・骸・身】🔗🔉

むくろ [0] 【躯・骸・身】 (1)体。身体。「ひととなり,―長(タカ)く大きにして/日本書紀(景行訓)」 (2)死骸。なきがら。特に,首のない胴体。「冷たい―となって横たわる」「御首は敷皮の上に落ちて,―はなほ座せるが如し/太平記 2」

むくろ-じ [3][0] 【無患子】🔗🔉

むくろ-じ [3][0] 【無患子】 ムクロジ科の落葉高木。山地に自生し,庭木ともする。葉は大形の羽状複葉。雌雄同株。夏,枝頂に淡緑色の小花多数を円錐状につける。果実は球形で黄褐色に熟し,黒色の種子は追い羽根の球や数珠(ジユズ)に用いる。果皮はサポニンを含み,石鹸(セツケン)の代用にされた。ツブ。ムク。ムクロ。ムクロンジ。[季]秋。 無患子 [図]

大辞林 ページ 155295