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む-げっけい [2] 【無月経】🔗🔉

む-げっけい [2] 【無月経】 月経周期が一回以上欠落すること。生理的なものと病的なものがある。

むげつけ-な・い (形)[文]ク むげつけな・し🔗🔉

むげつけ-な・い (形)[文]ク むげつけな・し 〔中世・近世語〕 「むげちない」に同じ。「どこの国にか―・い,帷子(カタビラ)一つで追ひ出し/浮世草子・当世乙女織」

むげ-な・い (形)[文]ク むげな・し🔗🔉

むげ-な・い (形)[文]ク むげな・し 〔中世・近世語〕 思いやりがない。つれない。「(恋仲ヲ)―・う堰(セ)くではなけれども/浄瑠璃・重井筒(中)」

むげ-に [1] 【無下に】 (副)🔗🔉

むげ-に [1] 【無下に】 (副) 〔形容動詞「無下なり」の連用形から〕 (1)考慮すべき点がないように扱うさま。すげなく。むやみに。「―断るわけにもいかない」「三浦の此答を,―浅薄な意見として,斥けるのも気の毒だ/うづまき(敏)」 (2)ひどく。まったく。「―賤しき人品(ヒトガラ)なるに/蜃中楼(柳浪)」 (3)(下に打ち消しの語を伴って)少しも。全然。「法師の―能なきは,檀那すさまじく思ふべし/徒然 188」

――する🔗🔉

――する 捨ててかえりみない。無駄にする。「人の好意を―する」

む・ける [0] 【向ける】 (動カ下一)[文]カ下二 む・く🔗🔉

む・ける [0] 【向ける】 (動カ下一)[文]カ下二 む・く (1)ある方向・対象に面するように,体や物の角度を変える。「顔を―・ける」「床の間に背を―・けて座る」「銃口を―・ける」「機首を北へ―・ける」 (2)ある方向を目指す。「ハワイに―・けて出航する」「古本屋街に足を―・ける」 (3)ある方面・事柄を行為の対象とする。「国民の関心を外に―・ける」「住民に―・けて訴えかける」「大会に―・けて準備する」「非難を政府に―・ける」 (4)派遣する。さし向ける。「使いの者を―・ける」「係官を現地に―・ける」 (5)品物や金を割り当てる。ふりむける。「全額を図書費に―・ける」 (6)討伐して平定する。「汝いかんぞ能くこの国を―・けましや/日本書紀(神代上訓)」 (7)神仏や死者の霊に金品を供える。捧げる。手向(タム)ける。「亡者ニ水ヲ―・クル/日葡」 〔「向く」に対する他動詞〕

大辞林 ページ 155298