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むし-こうごう ―クワウゴフ [3] 【無始曠劫】🔗🔉

むし-こうごう ―クワウゴフ [3] 【無始曠劫】 初めがわからないほど遠い過去。「妻子といふものが―よりこのかた,生死に流転するきづななるがゆゑに/平家 10」

むし-こなし 【虫熟し】🔗🔉

むし-こなし 【虫熟し】 気晴らし。うさばらし。「遊び尽して胸つかへて,―に少しの商ひする/浮世草子・一代男 3」

むし-こぶ [0] 【虫瘤】🔗🔉

むし-こぶ [0] 【虫瘤】 ⇒虫(チユウエイ)

むし-さされ [3] 【虫刺され】🔗🔉

むし-さされ [3] 【虫刺され】 カ・ノミなどに刺されて起こる,皮膚のはれやかゆみの症状。

むし-しぐれ [3] 【虫時雨】🔗🔉

むし-しぐれ [3] 【虫時雨】 多くの虫が鳴いていて,時雨の降るようであること。[季]秋。

むし-ず [0] ―ズ 【虫酸】 ・ ―ヅ 【虫唾】🔗🔉

むし-ず [0] ―ズ 【虫酸】 ・ ―ヅ 【虫唾】 胸のむかむかしたときに,口に逆流する酸っぱい胃液。

――が走・る🔗🔉

――が走・る 吐き気がするほど不快でたまらない。「声を聞くだけで―・る」

むし-ずし [2] 【蒸し鮨】🔗🔉

むし-ずし [2] 【蒸し鮨】 鮨飯に味をつけたシイタケ・アナゴ・金糸卵などをのせ,蒸して食べる鮨。[季]冬。

むし-そば [0] 【蒸し蕎麦】🔗🔉

むし-そば [0] 【蒸し蕎麦】 蒸して仕上げた蕎麦。

むし-タオル [3] 【蒸し―】🔗🔉

むし-タオル [3] 【蒸し―】 手や顔をふいたり湿らせたりするのに用いる,蒸したタオル。

むしだし-の-かみなり 【虫出しの雷】🔗🔉

むしだし-の-かみなり 【虫出しの雷】 〔啓蟄(ケイチツ)の頃に鳴ることから〕 立春後,初めて鳴る雷。初雷(ハツガミナリ)・(ハツライ)。虫出し。「―もふんどしかきたる君様/浮世草子・五人女 4」

む-じつ [1] 【無実】🔗🔉

む-じつ [1] 【無実】 〔古くは「むしつ」とも〕 (1)(証拠立てる)事実がないこと。無根。「―を叫ぶ」「―を訴える」 (2)実質のないこと。内容のないこと。「有名―」 (3)誠実な心のないこと。

むじつ-の-つみ [1]-[1] 【無実の罪】🔗🔉

むじつ-の-つみ [1]-[1] 【無実の罪】 実際には犯していないことできせられた罪。ぬれぎぬ。冤罪(エンザイ)。「―で訴えられる」「―に泣く」

むし-づくし 【虫尽くし】🔗🔉

むし-づくし 【虫尽くし】 歌などに虫の名を多く並べあげること。また,その歌。「草づくし・―さまざま興ありし事ども/平家 9」

大辞林 ページ 155321