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むじょう-どう ―ジヤウダウ [2] 【無上道】🔗🔉

むじょう-どう ―ジヤウダウ [2] 【無上道】 〔仏〕 この上もなくすぐれた道。仏道。「此身の命を惜まず,只―を願ふべしとぞ仏も説かせ給ふなれ/保元(下)」

むじょう-めいほう ―ジヤウ―ハフ [4] 【無上命法】🔗🔉

むじょう-めいほう ―ジヤウ―ハフ [4] 【無上命法】 ⇒定言命法(テイゲンメイホウ)

む-じょう ―ジヤウ [0] 【無状】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

む-じょう ―ジヤウ [0] 【無状】 (名・形動)[文]ナリ (1)取り立てていうほどの善行や功績のないこと。 (2)礼儀に欠けている・こと(さま)。無礼。「奴輩(ドハイ)何ぞ―なる/佳人之奇遇(散士)」

む-じょう ―ジヤウ [0] 【無城】🔗🔉

む-じょう ―ジヤウ [0] 【無城】 江戸時代,城を持たない大名のこと。

む-じょう ―ジヤウ [0] 【無常】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

む-じょう ―ジヤウ [0] 【無常】 (名・形動)[文]ナリ (1)〔仏〕 万物は生滅流転し,永遠に変わらないものは一つもないということ。 ⇔常住 「諸行―」 (2)人の世の変わりやすいこと。命のはかないこと。また,そのさま。「―な世の中」 (3)人間の死。「―の来る事は,水火の攻むるよりも速に逃れがたきものを/徒然 59」

むじょう-かん ―ジヤウクワン [2] 【無常観】🔗🔉

むじょう-かん ―ジヤウクワン [2] 【無常観】 一切のものは無常であると観ずる境地。

むじょう-こう ―ジヤウカウ [0] 【無常講】🔗🔉

むじょう-こう ―ジヤウカウ [0] 【無常講】 講の一種。掛け金を講中に死者があった際の葬儀費用にあてるもの。「よくきけば死ぬるをいそぐ―/新増犬筑波」

むじょう-じんそく ―ジヤウ― [0] 【無常迅速】🔗🔉

むじょう-じんそく ―ジヤウ― [0] 【無常迅速】 〔仏〕 人の世の移り変わりが非常に速いこと。死が早く来ること。

むじょう-の-かぜ ―ジヤウ― 【無常の風】🔗🔉

むじょう-の-かぜ ―ジヤウ― 【無常の風】 人の命を奪い去る無常を,花を吹き散らす風にたとえていう語。「―に誘はれ,ただいま冥途へ赴く/狂言・朝比奈」

むじょう-の-かたき ―ジヤウ― 【無常の敵】🔗🔉

むじょう-の-かたき ―ジヤウ― 【無常の敵】 無常という敵。死のこと。「しづかなる山の奥,―競ひ来らざらんや/徒然 137」

大辞林 ページ 155332