複数辞典一括検索+

むすぶ-の-かみ 【結ぶの神】🔗🔉

むすぶ-の-かみ 【結ぶの神】 「むすびのかみ(結神)」に同じ。「人知れぬ―をしるべにて/宇津保(楼上・上)」 →産霊(ムスヒ)の神

むすぼお・る ムスボホル 【結ぼほる】 (動ラ下二)🔗🔉

むすぼお・る ムスボホル 【結ぼほる】 (動ラ下二) (1)「結ぼれる{(1)}」に同じ。「いかなればかく―・れたるにかとて/源氏(胡蝶)」 (2)「結ぼれる{(2)}」に同じ。「などかつららの―・るらむ/源氏(末摘花)」 (3)「結ぼれる{(3)}」に同じ。「―・れたる我が心かな/拾遺(恋三)」

むすぼ・る 【結ぼる】 (動ラ下二)🔗🔉

むすぼ・る 【結ぼる】 (動ラ下二) ⇒むすぼれる

むすぼれ [0] 【結ぼれ】🔗🔉

むすぼれ [0] 【結ぼれ】 〔動詞「結ぼれる」の連用形から〕 心が憂鬱(ユウウツ)になること。「胸の―も解けて/浮雲(四迷)」

むすぼ・れる [0] 【結ぼれる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 むすぼ・る🔗🔉

むすぼ・れる [0] 【結ぼれる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 むすぼ・る (1)むすばれて解けにくくなる。「糸ガ―・レテトケヌ/ヘボン」「我胸は塞がり我舌は―・れ/即興詩人(鴎外)」 (2)露などがかたまって玉になる。凝固する。「水蒸気が霜のやうに―・れて居る窓硝子/風(潤一郎)」「露―・れて立てるけしきに/山家(秋)」 (3)気が晴れないでふさぐ。「胸は痞(ツカ)へた。気は―・れる/浮雲(四迷)」 (4)関係がつく。縁につながる。「かく申す義盛も,―・るるは知り給はずや/曾我 5」

大辞林 ページ 155345