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むていい-しん ―テイ― [4] 【無定位針】🔗🔉

むていい-しん ―テイ― [4] 【無定位針】 無定位検流計の構造の一部。磁気モーメントの等しい二本の磁針を反対向きに上下に平行に固定し,これを水平に吊(ツ)り,その一本をコイル内に入れる。地磁気の影響が減少し,ほとんど無定位になるので,きわめて微弱な電流(電圧)を検出することができる。

むていぎ-ようご [5] 【無定義用語】🔗🔉

むていぎ-ようご [5] 【無定義用語】 数学の公理系で,定義しないで用いられる基本的な用語。例えば,ユークリッド幾何学で「点」「直線」など。これらはその相互の関係を公理で規定し,理論体系が組み立てられる。無定義術語。

む-ていけい [0][2] 【無定形】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

む-ていけい [0][2] 【無定形】 (名・形動)[文]ナリ (1)一定の形をもっていない・こと(さま)。 (2)はっきりした結晶構造を示さない固体。また,その状態。 →非晶質

むていけい-いおう ―イワウ [6] 【無定形硫黄】🔗🔉

むていけい-いおう ―イワウ [6] 【無定形硫黄】 結晶状態にない硫黄の同素体の総称。ゴム状硫黄やコロイド状硫黄など。 →ゴム状硫黄

むていけい-けいそ [6] 【無定形珪素】🔗🔉

むていけい-けいそ [6] 【無定形珪素】 非晶質のケイ素。水素を10パーセント程度含むものが半導体として用いられる。アモルファス-シリコン。

むていけい-たんそ [6] 【無定形炭素】🔗🔉

むていけい-たんそ [6] 【無定形炭素】 ダイヤモンド・黒鉛以外の,はっきりした結晶状態を示さない炭素の総称。実際には,黒鉛の微細な結晶の集まりであるものも多い。石炭・木炭など。吸着剤・充填剤(ジユウテンザイ)・印刷用インク・顔料などに用いる。

むていけい-ぶっしつ [6] 【無定形物質】🔗🔉

むていけい-ぶっしつ [6] 【無定形物質】 構成粒子が規則的な配列をせずに集まってできている固体物質。融解・凝固が一定の温度で起こらず,連続的変化を示す。ガラス・ゴム,多くの有機高分子物質などがある。微小結晶の集合体も一般にこれに含める。半導体・磁性体など新素材として利用されているものも多い。無定形質。非晶質。 →アモルファス物質

大辞林 ページ 155367