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もがも-よ (連語)🔗🔉

もがも-よ (連語) 〔終助詞「もがも」に間投助詞「よ」の付いたもの。上代語〕 願望の意を表す「もがも」にさらに感動の意を表す「よ」を添えたもの。「妹が寝(ヌ)る床のあたりに岩くぐる水に―入りて寝まくも/万葉 3554」 →もがも(終助)

も-かり [0] 【藻刈(り)】🔗🔉

も-かり [0] 【藻刈(り)】 沼・池・川・海などに茂った藻を刈り取ること。[季]夏。

もかり-ぶね 【藻刈り舟】🔗🔉

もかり-ぶね 【藻刈り舟】 海藻を刈るのに用いる小舟。めかりぶね。「―沖漕ぎ来らし/万葉 1199」

もがり [0][3] 【虎落】🔗🔉

もがり [0][3] 【虎落】 (1)竹を筋かいに組み合わせて縄で縛った柵(サク)や垣根。「牛若なのめに思し召し,―の内へ尋ね入り/幸若・烏帽子折」 (2)枝のついた竹を立て並べ,物を掛けて干すのに使うもの。もがり竿。「門の戸あくれば徳兵衛―の蔭に隠れしを/浄瑠璃・重井筒(上)」 〔中国で,「虎落」は割竹を連ねて作った竹矢来の意。その用字を当てたもので,「もがり」の語源は未詳〕

もがり-たけ [3] 【虎落竹】🔗🔉

もがり-たけ [3] 【虎落竹】 もがりに用いる竹。

もがり-ぶえ [4] 【虎落笛】🔗🔉

もがり-ぶえ [4] 【虎落笛】 冬の強い風が柵(サク)や竹垣・電線などに吹きつけて発する笛のような音。[季]冬。《―眠に落ちる子供かな/虚子》

もがり 【強請・虎落】🔗🔉

もがり 【強請・虎落】 〔動詞「もがる」の連用形から〕 言いがかり。かたり。ゆすり。「半七が目にはそなたを人売りと見た,―と見た/浄瑠璃・長町女腹切(中)」

もがり 【殯】🔗🔉

もがり 【殯】 〔「喪(モ)上がり」の意という〕 「あらき」に同じ。「五月,河内の古市(フルイチ)に―す/日本書紀(欽明訓)」

大辞林 ページ 155613