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もち [1] 【望】🔗🔉

もち [1] 【望】 (1)もちづき。満月。 (2)陰暦で,月の一五日。望(モチ)の日。

もち [0] 【餅】🔗🔉

もち [0] 【餅】 (1)糯米(モチゴメ)を蒸して,臼(ウス)で十分粘り気が出るまでつき,丸めたり平たくのしたりして食べる物。正月や,めでたい時につく。もちい。[季]冬。「あんころ―」 (2)家紋の一。{(1)}をかたどったもの。白餅・黒餅(コクモチ)・菱餅がある。

――は餅屋🔗🔉

――は餅屋 〔餅は餅屋が一番じょうずにつく意〕 物ごとにはそれぞれの専門家があり,素人の及ぶところではない。餅屋は餅屋。

――を搗(ツ)・く🔗🔉

――を搗(ツ)・く (1)もちつきをする。 (2)男女が性交をする。

もち [0] 【糯】🔗🔉

もち [0] 【糯】 粘り気が強く,ついて餅にすることができる米・穀類。 ⇔粳(ウルチ)

もち [1] 【黐】🔗🔉

もち [1] 【黐】 〔「もち(糯)」と同源〕 (1)モチノキ・タラヨウ・イヌツゲなど,モチノキ属の樹皮をつき砕いて得るゴム状の粘り気の強いもの。木の枝などに塗りつけて鳥や虫などをとるのに使う。とりもち。 (2)モチノキの別名。

もち 【以ち】🔗🔉

もち 【以ち】 〔動詞「もつ(持つ)」の連用形。「をもち」の形でも用いられる。上代語〕 動詞「持つ」の具体的な意味が薄れ,格助詞的に用いられる。手段・方法・材料を表す。…で。…でもって。「をみなへし佐紀野に生ふる白(シラ)つつじ知らぬこと―言はれし我が背/万葉 1905」「清き直き心を―此の王を輔(タス)け導きて/続紀(天応一宣命)」

もち [1] (副)🔗🔉

もち [1] (副) 「もちろん」の略。「―,私も行くわ」

もち-あい ―アヒ [0] 【持(ち)合い・保ち合い】🔗🔉

もち-あい ―アヒ [0] 【持(ち)合い・保ち合い】 (1)勢力がほぼ同じぐらいでつりあいがとれていること。「勝負はどうやら―だ」 (2)互いに力を合わせて持つこと。 (3)取引で,小きざみな値動きだけで,相場に大きな変動のないこと。

大辞林 ページ 155651