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もつれ-あ・う ―アフ [4] 【縺れ合う】 (動ワ五[ハ四])🔗🔉

もつれ-あ・う ―アフ [4] 【縺れ合う】 (動ワ五[ハ四]) (1)互いにもつれる。からみあう。「蝶(チヨウ)が―・いながら舞う」 (2)物事が互いに入り乱れる。

もつれ-こ・む [4] 【縺れ込む】 (動マ五[四])🔗🔉

もつれ-こ・む [4] 【縺れ込む】 (動マ五[四]) 物事の決着がつかないまま,次の段階にはいり込む。「同点のまま延長戦に―・む」

もつ・れる [3] 【縺れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 もつ・る🔗🔉

もつ・れる [3] 【縺れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 もつ・る (1)糸や髪の毛などがからみ合ってほどけなくなる。「釣り糸が―・れる」「髪の毛が―・れる」 (2)言語・動作が思い通りにできなくなる。「舌が―・れる」「足が―・れる」 (3)感情や事情がこみいって収拾がつかなくなる。こじれる。紛糾する。「交渉が―・れる」「話が―・れる」

もて (接頭)🔗🔉

もて (接頭) 〔連語「もて(以)」から〕 動詞に付いて,意味を強めたり語調を整えたりするのに用いる。「―あつかう」「―はやす」

も-て 【以て】 (連語)🔗🔉

も-て 【以て】 (連語) 〔「もって(以って)」の促音の無表記から〕 動詞「持つ」の具体的な意味が薄れ,一語の助詞のように用いられる。 □一□格助詞的に用いられる場合。「をもて」の形でも用いられる。 (1)手段・方法・材料などを表す。…で。…でもって。「我妹子が形見の衣なかりせば何物―か命継がまし/万葉 3733」「わたつ海のかざしにさせる白妙の波―ゆへる淡路島山/古今(雑上)」 (2)単なる強めとして用いる。「おほやけの奉り物はおろそかなるを―よしとす/徒然 2」 □二□接続助詞的に用いられる場合。動詞の連用形に付いて,下の動詞に続ける。…て。「この御子のおよずけ―おはする御かたち・心ばへ,ありがたく珍しきまで見え給ふを/源氏(桐壺)」「知らぬ人をむかへ―来たらんあいなさよ/徒然 240」 〔□一□(1)は,現代語でも文章語では,「石―打つ」などと用いられることがある〕 →以(モ)って(連語)

もて-あぐ・む 【持て倦む】 (動マ四)🔗🔉

もて-あぐ・む 【持て倦む】 (動マ四) 取り扱いに困る。「元来―・みて,追ひいだしたき程なるゆゑ/当世書生気質(逍遥)」

大辞林 ページ 155675