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もの-ごのみ [3] 【物好み】 (名)スル🔗⭐🔉
もの-ごのみ [3] 【物好み】 (名)スル
(1)えりごのみすること。「娘二人ありて,いたく―して/うたかたの記(鴎外)」
(2)珍しい物事や風流などを好むこと。ものずき。「何事も―し艶におはする親王(ミコ)にて/源氏(梅枝)」
もの-ごり 【物懲り】🔗⭐🔉
もの-ごり 【物懲り】
物事に懲りること。「いとほしかりし―に,(格子ヲ)上げもはて給はで/源氏(末摘花)」
もの-さし [3][4] 【物差(し)・物指(し)】🔗⭐🔉
もの-さし [3][4] 【物差(し)・物指(し)】
(1)物の長さを測る道具。竹・プラスチック・鉄などで細長く作り,その縁に目盛りをつけたもの。さし。「―を当てる」
(2)価値程度などを判断する基準。評価の尺度。「審査員の―は一様ではない」
もの-さだめ 【物定め】🔗⭐🔉
もの-さだめ 【物定め】
物の優劣を判定すること。品定め。「―の博士になりて/源氏(帚木)」
もの-ざね 【物実】🔗⭐🔉
もの-ざね 【物実】
物事の元になるもの。物のたね。ものだね。ものしろ。「是の後に生(ア)れし五柱の男子は,―我が物に因りて成れり/古事記(上訓)」
もの-さびし・い [5][0] 【物寂しい】 (形)[文]シク ものさび・し🔗⭐🔉
もの-さびし・い [5][0] 【物寂しい】 (形)[文]シク ものさび・し
なんとなくさびしい。うらさびしい。ものさみしい。「―・い山道」「ひとり―・い日を送る」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
もの-さ・びる [4] 【物寂びる】 (動バ上一)[文]バ上二 ものさ・ぶ🔗⭐🔉
もの-さ・びる [4] 【物寂びる】 (動バ上一)[文]バ上二 ものさ・ぶ
(1)古びてどことなく趣がある。「―・びた寺院の境内にたたずむ」
(2)どことなく古びてみすぼらしくなる。ものさびれる。「木綿布子も―・びて/浄瑠璃・淀鯉(下)」
もの-さび・れる [5] 【物寂れる】 (動ラ下一)🔗⭐🔉
もの-さび・れる [5] 【物寂れる】 (動ラ下一)
なんとなくさびれる。「―・れた裏町」
もの-さわがし・い [6] 【物騒がしい】 (形)[文]シク ものさわが・し🔗⭐🔉
もの-さわがし・い [6] 【物騒がしい】 (形)[文]シク ものさわが・し
(1)何やら周囲がざわざわとしている。「何かあったのか外が―・い」
(2)世の中が穏やかでない。ぶっそうである。「夜べより世間―・しと承れば/平家 2」
(3)事を急ぎすぎる。せっかちだ。「―・しき事し給ひては後に必ず悔み給ふべし/平家 2」
[派生] ――げ(形動)――さ(名)
大辞林 ページ 155711。