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もらう ―フ 【守らふ】 (連語)🔗🔉

もら ―フ 【守らふ】 (連語) 〔動詞「もる(守)」に,継続の助動詞「ふ」が付いた語〕 気にしながらうかがう。のぞみつつ待つ。「年極(イミジ)く老たる翁の…此の瓜食ふを―ひ居たり/今昔 28」

モラエス Moraes🔗🔉

モラエス Moraes ⇒モライス

もら-か・す 【貰かす】 (動サ四)🔗🔉

もら-か・す 【貰かす】 (動サ四) 〔動詞「もらう(貰)」に接尾語「かす」の付いた「もらわかす」の転〕 取らせる。与える。やる。「年のころ五十あまりの法体の人,『我落しけるに―・し給へ』と言ふ/浮世草子・織留 2」

もら・す [2] 【漏らす・洩らす】 (動サ五[四])🔗🔉

もら・す [2] 【漏らす・洩らす】 (動サ五[四]) (1)水や光・音などをすき間などから外に出す。こぼす。「小便を―・す」「水も―・さぬ警戒網」 (2)秘密などをこっそりと他の人に伝える。「軍の機密を―・す」「口吻(コウフン)を―・す」 (3)心の中で思っていることを行動や言葉に出す。「辞意を―・す」「不満を―・す」「すきずきしき心ばへなど―・し給ふな/源氏(藤裏葉)」 (4)感情などを思わず声や表情として外に表し出す。「美しさにためいきを―・す」「驚きの声を―・す」「笑みを―・す」 (5)必要なもの・事柄を取り上げないでおく。ぬかす。おとす。「必要な資料は―・さずそろえてあります」「細大―・さず報告する」 (6)動詞の連用形の下に付いて,うっかりして,するべきことの一部分をしないままにしてしまうという意を表す。「名前は聞き―・しました」「電話番号を書き―・す」 (7)取り逃がす。「その儀ならば一騎も―・すな/保元(上)」 〔「漏る」に対する他動詞〕 [可能] もらせる

大辞林 ページ 155754