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もろ-がけ [0] 【諸駆け】🔗🔉

もろ-がけ [0] 【諸駆け】 いっしょに駆けること。

もろ-かざり [3] 【諸飾り】🔗🔉

もろ-かざり [3] 【諸飾り】 (1)道具を書院や座敷に飾る一方式。三幅一対の掛物の前に卓(シヨク)を据え,その上に花瓶と燭台を一対ずつ置き合わせる。 (2)茶室の床飾りで,初座に掛物と花入を同時に飾ること。

もろ-かずら ―カヅラ [3] 【諸葛・諸鬘】🔗🔉

もろ-かずら ―カヅラ [3] 【諸葛・諸鬘】 (1)フタバアオイの異名。「あしびきの山に生ふてふ―/後撰(恋二)」 (2)髪飾りにする桂(カツラ)と葵(アオイ)の二つ。賀茂祭のとき頭にさした。「―落葉を何に拾ひけむ名はむつましき挿頭(カザシ)なれども/源氏(若菜下)」

もろ-がみ [2][0] 【諸神】🔗🔉

もろ-がみ [2][0] 【諸神】 多くの神。しょしん。

もろき-ふね 【同船】🔗🔉

もろき-ふね 【同船】 〔諸木船の意〕 多くの木材を合わせて造った船。合木船。「大舶(ツム)と―と三艘(ミツ)を賜ふ/日本書紀(皇極訓注)」

もろ-きゅう ―キウ [2]🔗🔉

もろ-きゅう ―キウ [2] キュウリにもろみを添えて食すもの。

もろ-ぐそく [3] 【諸具足】🔗🔉

もろ-ぐそく [3] 【諸具足】 戦いに出るため,太刀を身に帯び,靫(ユギ)を背につけて矢を入れ,弓を持った装束。また,籠手(コテ)・臑当(スネアテ)および腹当をつけた装束にもいう。

もろ-くち 【諸口】🔗🔉

もろ-くち 【諸口】 (1)多くの人の意見。「下の―と申す事は,えいなび給はぬ事なり/宇津保(国譲中)」 (2)馬を引くのに,二人以上で両側の手綱を取ること。 ⇔片口 「或は乗り口にひかせ,或は―にひかせ/平家 9」

もろく-も [1] 【脆くも】 (副)🔗🔉

もろく-も [1] 【脆くも】 (副) 簡単に。あっけなく。「―初戦で敗退した」

もろ-こ [0] 【諸子】🔗🔉

もろ-こ [0] 【諸子】 (1)コイ目コイ科モロコ属やイトモロコ属などの淡水魚の総称。全長8〜12センチメートル。タモロコ・ヒナモロコ・カワバタモロコ・デメモロコなど七種がいる。 (2){(1)}の一種。全長12センチメートルほど。体は細く長い紡錘形でやや側扁し,一対の口ひげをもつ。体色は背面が暗緑褐色,体側・腹面は黄みをおびた銀白色で,側線に沿ってやや太い暗色の帯がはしる。照り焼きやモロコ鮨(ズシ)などにして食べる。琵琶湖特産であったが,各地で繁殖している。ホンモロコ。[季]春。 (3)クエの老成魚の異名。 諸子(2) [図]

大辞林 ページ 155774