やき-はら・う ―ハラフ [4] 【焼(き)払う】 （動ワ五［ハ四］） 焼いて何も残らないようにする。「城を―・う」 [可能] やきはらえる

やき-ばり [3] 【焼き鍼】 鍼術(シンジユツ)で，切開・瀉血(シヤケツ)などのために鉄製のはりを焼き，患部に刺すこと。または，そのはり。

やき-はん [0] 【焼(き)判】 「焼き印(イン)」に同じ。

やぎ-ひげ [2] 【山羊鬚】 あごの下に生やしたヤギのひげのようなひげ。

やき-ふ [0] 【焼き麩】 生麩(ナマフ)を焼いたもの。消化吸収がよく，保存性にすぐれる。

やぎ-ぶし 【八木節】 栃木・群馬・埼玉県の民謡で，盆踊り唄。新潟県の「新保広大寺」が醤油職人たちによって例幣使街道の宿場に伝えられたもの。

やき-ぶた [0] 【焼(き)豚】 ⇒チャーシュー

やき-ふで [0] 【焼(き)筆】 ヤナギなどの棒の先端を焼き焦がした筆。日本画で，下絵を描くのに用いる。朽ち筆。土筆(ドヒツ)。

やき-まし [0] 【焼(き)増し】 （名）スル 写真で，最初に焼き付けたときのネガを使用して追加の焼き付けをすること。

やき-みそ [0] 【焼(き)味噌】 杉板などに塗り付けた味噌を弱火で焼いたもの。

やき-みょうばん ―ミヤウバン [3] 【焼き明礬】 カリウムミョウバンを熱して脱水したもの。白色粉末。水に溶けやすい。医薬・染色，浄水場の沈殿剤など広い用途がある。枯礬(コバン)。

やき-むすび [3] 【焼(き)結び】 「焼き飯{（２）}」に同じ。

やき-め [0][3] 【焼(き)目】 食品を焼いたときにつく焦げ目。または，熱した金串などを材料に押し当ててつける焦げ目。