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やく-と 【役と】 (副)🔗🔉

やく-と 【役と】 (副) 〔そのことを役としての意から〕 (1)もっぱら。そればかり。「年来―商ひければ,大きに富みて/今昔 29」 (2)はなはだ。たいそう。「―足が達者だあのし/滑稽本・膝栗毛 4」

やく-とう ―タウ [0] 【薬湯】🔗🔉

やく-とう ―タウ [0] 【薬湯】 (1)薬を入れた風呂。くすりゆ。 (2)薬を煎(セン)じ出した湯。

やく-どう [0] 【躍動】 (名)スル🔗🔉

やく-どう [0] 【躍動】 (名)スル 生き生きと活動すること。「若い肢体が―する」

やく-とく [0] 【役得】🔗🔉

やく-とく [0] 【役得】 ある役目に従事していることによって得られる特別の利益。「―の多い地位」

やく-どく [0] 【訳読】 (名)スル🔗🔉

やく-どく [0] 【訳読】 (名)スル 翻訳あるいは解釈して読むこと。「モリエールの戯曲を―する」「古典の―」

やく-どころ [0][3] 【役所】🔗🔉

やく-どころ [0][3] 【役所】 その人にふさわしい役・役目。

やく-どし [2] 【厄年】🔗🔉

やく-どし [2] 【厄年】 (1)災難に遭うことが多いので気をつけるべきだといわれる年。男は数え年の二五・四二・六〇歳。女は一九・三三歳という。陰陽道(オンヨウドウ)で説かれたものという。厄。 (2)災厄の多い年。年忌み。

やく-な・し 【益無し】 (形ク)🔗🔉

やく-な・し 【益無し】 (形ク) (1)かいがない。役に立たない。つまらない。「玉を深く隠して―・し/今昔 5」 (2)困ったことだ。具合が悪い。「承らせ給へる殿ばらは,御気色変はりて,―・し,と思したるに/大鏡(道長)」

やく-なん [0][2] 【厄難】🔗🔉

やく-なん [0][2] 【厄難】 災難。わざわい。「―に遭う」

やく-にん [0] 【役人】🔗🔉

やく-にん [0] 【役人】 (1)官公庁につとめている人。官吏。公務員。 (2)役目をもっている人。 (3)能・芝居で演技するもの。役者。「獅子舞の―/浮世草子・五人女 1」 (4)江戸時代,本役(ホンヤク){(2)}を負担する者。

――風((ヤクニンカゼ))を吹か・す🔗🔉

――風((ヤクニンカゼ))を吹か・す 役人であることを誇示して威張る。

やくにん-こんじょう ―ジヤウ [5] 【役人根性】🔗🔉

やくにん-こんじょう ―ジヤウ [5] 【役人根性】 役人にありがちな性質。尊大で,融通のきかない性質などをいう。

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