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やす-ら 【安ら】 (形動ナリ)🔗🔉

やす-ら 【安ら】 (形動ナリ) ゆったりとしたさま。「袂よく着よく肩よく小頸―に汝着せめかも/催馬楽」

やすらい ヤスラヒ [0] 【休らい】🔗🔉

やすらい ヤスラヒ [0] 【休らい】 〔「休らう」の連用形から〕 (1)休むこと。休息。「しばしの心の―」 (2)ためらい。躊躇(チユウチヨ)。「―にだになくなりにたれば,いとかたしや/蜻蛉(下)」

やすらい ヤスラヒ [3][0] 【安楽・夜須礼】🔗🔉

やすらい ヤスラヒ [3][0] 【安楽・夜須礼】 「やすらい祭り」に同じ。

やすらい-ばな ヤスラヒ― [3] 【安楽花】🔗🔉

やすらい-ばな ヤスラヒ― [3] 【安楽花】 やすらい祭の囃子詞(ハヤシコトバ)。古風な装束をつけて,笛・太鼓・鉦(カネ)などを鳴らし,この語を唱えつつ踊る。

やすらい-まつり ヤスラヒ― 【やすらい祭・安良居祭】🔗🔉

やすらい-まつり ヤスラヒ― 【やすらい祭・安良居祭】 京都市北区の今宮神社で四月第二日曜日(もと陰暦三月一〇日)に行われる,疫病の神を鎮める祭礼。桜や椿で飾った風流傘を中心に,羯鼓(カツコ)を持った少年と鬼が「やすらい花や」の囃子詞(ハヤシコトバ)に合わせて踊りながら町を練る。[季]春。

やすら・う ヤスラフ [3] 【休らう】🔗🔉

やすら・う ヤスラフ [3] 【休らう】 ■一■ (動ワ五[ハ四]) (1)休む。休息する。「木かげに―・う」 (2)ぐずぐずする。躊躇(チユウチヨ)する。「―・はで寝なましものを小夜ふけて/後拾遺(恋二)」 (3)足をとどめる。仮に滞在する。「ここに―・はむの御心も深ければうち休み給ひて/源氏(椎本)」 ■二■ (動ハ下二) ゆるめる。休める。「貞任くつばみを―・へ/著聞 9」

やす-らか [2] 【安らか】 (形動)[文]ナリ🔗🔉

やす-らか [2] 【安らか】 (形動)[文]ナリ (1)事件となるような事もなく平穏無事であるさま。「―な世」 (2)心配事もなく,心の穏やかなさま。「心―に眠る」「―な顔」 (3)たやすいさま。容易なさま。「―に結ひて参らせたりけるが/徒然 51」 (4)落ち着けるさま。無難に感じられるさま。「調度も昔覚えて―なるこそ/徒然 10」 (5)平易でわかりやすいさま。「文字の意味―にして/小説神髄(逍遥)」 [派生] ――さ(名)

やすらぎ [0] 【安らぎ】🔗🔉

やすらぎ [0] 【安らぎ】 心がゆったりと落ち着いて穏やかなこと。「―の時」

大辞林 ページ 155887