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やすめ-ことば 【休め言葉】🔗⭐🔉
やすめ-ことば 【休め言葉】
平安時代末より中世にかけて使われた語で,「名にし負ふ」「人しなければ」の「し」のように,実質的意味はもたず,文中で語調を整える働きをする言葉。休め字。
やすめ-じ 【休め字】🔗⭐🔉
やすめ-じ 【休め字】
⇒休め言葉(コトバ)
やすめ-どころ [4] 【休め所】🔗⭐🔉
やすめ-どころ [4] 【休め所】
(1)休息するところ。「細脛の―や夏の山(珍碩)/猿蓑」
(2)短歌の第三句。「あだ人の,といふ五文字(イツモジ)を―に打ちおきて/源氏(玉鬘)」
やす・める [3] 【休める】 (動マ下一)[文]マ下二 やす・む🔗⭐🔉
やす・める [3] 【休める】 (動マ下一)[文]マ下二 やす・む
(1)活動を停止させる。「仕事の手を―・める」「羽を―・める」「筆を―・める」
(2)心身の疲れをとるようにする。「体を―・める」「心を―・める」
(3)静める。緩める。「恋しき心地しばし―・めて/土左」
やす-もの [0] 【安物】🔗⭐🔉
やす-もの [0] 【安物】
値段が安く,品質のよくない物。
――買いの銭(ゼニ)失(ウシナ)い🔗⭐🔉
――買いの銭(ゼニ)失(ウシナ)い
値段の安いものはそれだけ質も悪く長持ちしないから,かえって高いものにつく。
――は高物🔗⭐🔉
――は高物
「安物買いの銭失い」に同じ。
やす-やす [3] 【安安】 (副)🔗⭐🔉
やす-やす [3] 【安安】 (副)
苦しむことなく安楽に。平穏に。「―(と)老後を送る」
やす-やす [3] 【易易】 (副)🔗⭐🔉
やす-やす [3] 【易易】 (副)
物事をいかにもやさしそうにするさま。簡単に。たやすく。「障害物を―(と)越える」
やす-やす 【痩す痩す】 (副)🔗⭐🔉
やす-やす 【痩す痩す】 (副)
〔動詞「やす」の終止形をかさねた語〕
非常にやせながら。「―も生けらばあらむをはたやはた鰻(ムナギ)を取ると川に流るな/万葉 3854」
大辞林 ページ 155886。